コラム

フィットネスってそもそもなんだろう?意味や定義は?【健康と運動】

2019年6月20日

フィットネスってそもそもなんだろう?意味や定義について考えてみました。


「フィットネス」に入り浸っている方もそうでない方も、『そもそもフィットネスとは何か』について考えたことはあるでしょうか?

クールフィットネスジャパンっていうけれど、

クール⇒かっこいい
フィットネス⇒フィットネス
ジャパン⇒日本

となり、うまく日本語訳できないのはフィットネスだけです。では、そもそもの「フィットネスの日本語訳ってなんだろう」というところから疑問はスタートするわけです。そこでまず早速“フィットネス”の日本語訳を検索してみました。

フィットネスの意味や定義


まずは日本語の「フィットネス」の訳から。

フィットネスとは
健康。また、健康や体力の維持・向上を目的として行う運動。「フィットネスクラブ」

goo国語辞書:https://dictionary.goo.ne.jp/jn/190000/meaning/m0u/

なるほど。これが日本語のフィットネスの意味です。では英語のfitnessを日本語訳した場合はどうなるでしょうか?
こちらが、fitness発祥となるので正確で詳細な意味です。

fitness【名】
〔運動などによる〕体の健康[調子の良さ]
・She was so concerned with fitness that she went to the gym every day.
彼女は健康を非常に気遣っていたので、毎日ジムに通った。
〔人や物事の〕適切性、ふさわしさ
英辞郎on the web:https://eow.alc.co.jp/search?q=fitness

節に区切るとfit・nessなので動詞・形容詞のfitを取り出し、

fit【形】
〔人が〕値する、能力がある、ふさわしい
〔体が〕健康な、元気な、壮健な
【動】
〔形や大きさなどが~に〕合う、適合する、フィットする
〔~の形や大きさを変えて〕合わせる、適合させる
英辞郎on the web:https://eow.alc.co.jp/search?q=fit

こちらは1950年代のアメリカのフィットネスの定義です。

1950年代、アメリカの健康と運動に関する大統領諮問委員会によるフィットネスの定義。
「日々の作業を効率的に行い、しかもレジャーを楽しみ、予期せぬ緊急事態に対して十分適応できるだけのエネルギーを残しておける能力」
出展:
https://ameblo.jp/tuf-fitness-trainer/entry-10845310104.html

では最後にWikipediaではどうでしょうか?

Wikipedia:「フィットネス」
健康分野でのフィットネス(英: fitness)とは、肉体的観点、健康的観点で望ましいと考えられている状態に適っている状態、およびそういう状態でいること、そういう状態でいる/状態になるために行う行為・活動などを指している。すなわち健康のための運動であり、セルフケアの一つを構成する。

Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%8D%E3%82%B9

この語源や米国からの外来語であることを考慮して、日本における「フィットネス」もアメリカ同様に「健康な状態でいること」がフィットネスの意味となります。
すなわち、クールフィットネスジャパンは「かっこよく」「健康な状態でいる」「日本」という翻訳になります。
ではそもそも「健康とはなにか?」ということに関しても掘り下るべきですが、ここでは割愛させていただきます。

フィットネスになるために


前章でフィットネスとは何かについてしっかりと定義づけをさせてもらいました。
Fitness:「肉体的に求められている状態であること」「健康な状態でいること」

この章では「フィットネスになるために」
正直、かなり違和感のある表現ですがfitnessは名詞であり意味として「健康な状態でいること」ということを踏まえるとこれが妥当な表現になります。
全く聞いたことないですが「フィットネスしよーぜー」は表現的に間違いです。

さて、細かいことではありますがあいまいさを明確にした上で私たちが「フィットネス(健康)になるために」具体的になにをすればいいのでしょうか?

フィットネスジム(健康体育館)に通うことがフィットネスなのでしょうか?

それに関してはWikipediaにてこう記されています。

Wikipedia:「フィットネス」より
フィットネスすなわち健康のための運動に決まった形はない。自宅周辺をウォーキングする。近隣のスポーツクラブで泳いだり水中ウォーキングをしたり、エアロビクスダンスを楽しむ。自宅でヨガを行うなど、自分の環境や興味に合わせてさまざまな方法が選択できる。
安全かつ効果的にフィットネスを行うために、専門資格を持った指導員(インストラクター)のいる、スポーツクラブ等でトレーニング・メニューを作ってもらい、個々の能力に合ったアドバイスを受けることもひとつの方法である。
外見をシェイプアップするだけでなく、本来の意味である健康を回復・増進・維持するために、生活習慣として継続することが望ましい。
Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%8D%E3%82%B9

そう、(身体の)健康のためにあなたが行う運動すべてがフィットネスということになります。
例えば、“(身体の)健康のため”に野球やサッカー、ゴルフをするのであればそれはフィットネスになり得るし

“健康のために“という意識で、通勤時に毎日エレベーターを使わずに階段を使うのであればそれはフィットネスです。

「フィットネスになるために」はフィットネスジムに通う必要はなく、“健康のために”行う運動、それがウエイトトレーニングであろうと、ゴルフであろうと、通勤時に階段を使おうと、それはフィットネスになるための手段でありゴールではないのです。

まとめ


これまでフィットネスとはなんぞやということや、では「フィットネスになるために」具体的に何をすればよいのかを述べました。
実際、これといった決まった形がないことがフィットネスの魅力です。

「健康のために自分が行う運動すべてがフィットネス」

そう考えると、「ジムにいかなきゃ」とか「まずはジム入会から」とプレッシャーを感じたりやハードルを高く設定したりせずとも

気軽に「“健康のために”いつもなら楽してエスカレーターを使っていたところを階段のぼりますか~」くらいな軽い気持ちから始めれる一歩も立派な前進であり、フィットネス活動です。

自分がどのフィットネス活動を選択するかはとても自由ですし、そこまで重くとらえる必要もなく万人に平等に門戸は開かれています。

環境、現状、性格を踏まえ、なにより一番自分にとって楽しいフィットネス活動を選択し、自分の人生に彩りを加えていきましょう。

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