ダンベル+ベンチでできる本格トレーニング【中級者向け】ジム契約より安い自宅の作り方
自重トレに慣れて「もっと負荷をかけたい」と感じ始めたら、次のステップは ダンベル+トレーニングベンチ。この2つがあれば、自宅でもジムに近い本格的なトレーニングができます。この記事は、ジムを契約するか迷っている中級者に向けて、コスパの考え方と具体的な種目をまとめます。
ジム契約 vs 自宅(ダンベル+ベンチ)のコスパ
まず、多くの人が迷う「ジムに通うか、自宅で揃えるか」を、お金の面から整理します。
| ジム | 自宅(ダンベル+ベンチ) | |
|---|---|---|
| 費用 | 月7,000〜11,000円=年8〜13万円 | 初期3〜6万円の買い切り(以降ほぼ0円) |
| 続くほど | 毎月かかり続ける | 使うほど割安に |
| 設備 | 高重量マシン・バーベルも | ダンベル種目が中心 |
| 手軽さ | 移動・待ち時間あり | 移動ゼロ・24時間・人目なし |
ポイントは、可変式ダンベル(2〜4万円)+トレーニングベンチ(1〜2万円)を買っても、1年ぶんのジム会費より安く済むこと。しかも一度買えばずっと使えます。「ジムに通っても続くか不安」という人ほど、まず自宅で始めて、物足りなくなったらジムを検討するのが賢い順番です。
正直に両面を書くと——ジムには高重量マシンやバーベル、集中できる環境、モチベーションという強みがあります。一方、自宅は続けやすさ(移動ゼロ・待ちなし)が最大の武器。あなたが「何で挫折しがちか」で選ぶと失敗しません。
なぜ「ダンベル+ベンチ」で一気に幅が広がるのか
ダンベル単体でもかなり鍛えられますが、ベンチが加わると種目が一気に増えます。
- 寝て押せる → ダンベルベンチプレスで胸を本格的に
- 角度をつけられる(インクライン) → 胸の上部や肩を狙える
- 体を安定させられる → 高重量でも狙った筋肉に効かせやすい
つまりベンチは「種目の拡張パーツ」。ダンベルの価値を何倍にもしてくれます。
部位別・ダンベル+ベンチ種目(中級者向け)
効く部位を図で確認しながら見ていきましょう(緑が主に効く部位)。
胸:ダンベルベンチプレス
ベンチに寝てダンベルを押し上げる。バーベルより可動域が広く、左右のバランスも鍛えられます。ベンチの角度を上げたインクラインプレスで胸の上部も狙えます。
肩:ダンベルショルダープレス
ベンチに座り、ダンベルを頭上に押し上げる。丸い肩をつくる中級者の定番。軽い重量で横に上げるサイドレイズを足すと、肩の横に効きます。
背中:ワンハンドローイング
ベンチに片手片膝をつき、ダンベルをわき腹へ引き上げる。背中(広背筋)を狙える王道種目。上体を安定させて、肩甲骨を寄せる意識で引きます。
脚:ダンベルスクワット/ルーマニアンデッドリフト
ダンベルを持ってスクワットすれば、自重より強い負荷で脚・お尻を鍛えられます。ダンベルを体の前で下ろすルーマニアンデッドリフトは、お尻・裏ももに効きます。
腕:アームカール/キックバック
力こぶ(上腕二頭筋)はアームカール、二の腕の裏(上腕三頭筋)はキックバックで。ダンベルなら細かく効かせられます。
揃えるもの
可変式ダンベル(おすすめはダイヤル式)
中級者なら、重量を細かく・広く変えられる可変式が最適。ただし1つ、続けるための重要なコツがあります。
可変式には「プレート差し替え式(安価)」と「ダイヤル式」があります。正直に言うと、おもりを1枚ずつ付け替えるプレート式は、種目や重量を変えるたびに手間がかかり、だんだん面倒になって続きにくいのが実感です。一方、持ち手(ダイヤル)を回すだけで重さを変えられるダイヤル式なら、セット間でも数秒で重量を変更でき、これが長続きの大きな秘訣になります。
編集部のおすすめは、ダイヤル式の定番 フレックスベル(FLEXBELL)。ダイヤルを回すだけの手軽さ、省スペース、質感の良さで、長く使える鉄板です。
「フレックスベルと1kg刻みのプロバーベル、どっちがいい?」という比較や、価格を抑えたい人向けの選択肢は「可変式ダンベルの選び方|フレックスベル・プロバーベルを比較」で詳しく解説しています。
トレーニングベンチ(角度調整つきがおすすめ)
インクライン(角度調整)対応のベンチを選ぶと、フラット・インクラインの両方が使えて種目の幅が広がります。折りたたみ式なら省スペースで収納も楽です。
床保護マット(見落としがちだけど必須級)
ベンチやダンベルを買うなら、床保護マットもセットで用意しましょう。器具の脚やダンベルは重く、そのまま使うと床のキズ・へこみ・音・振動の原因になります。とくに集合住宅では、階下への振動・騒音対策としても重要。汗が床に落ちるのも防げます。ベンチとダンベルを置く範囲をカバーできる、大判・厚手タイプがおすすめです。
中級者の組み方
- 週2〜4回、部位を分ける(分割法)と回復させながら頻度を上げられます(「筋トレは週何回がベスト?」)
- 高重量を扱うなら、手首を守るリストラップもあると安心(「可変式ダンベルの選び方」内で解説)
- 栄養面は「タンパク質は1日どれくらい必要?」も合わせて
まとめ
- ダンベル+ベンチがあれば、自宅でも中級者レベルの本格トレが可能
- 可変式ダンベル+ベンチの初期費用は、1年ぶんのジム会費より安い買い切り
- ベンチは「種目の拡張パーツ」。角度調整つきが特におすすめ
- ダンベルはダイヤル式(フレックスベル等)が付け替えの手間なく長続き
- 迷ったらまず自宅で始めて、物足りなければジムが賢い順番
ご注意: 高重量を扱う際は、安全のためフォームを最優先に。可能なら補助者を。無理な重量はケガのもとです。体調に不安のある方は事前に医師にご相談ください。価格・在庫は変動します。