甘くない「魚肉のプロテインバー」が面白い|高たんぱく・低脂質で防災の備蓄にも
プロテインバーといえば、甘いチョコやクッキー系が定番。でも毎日食べると甘さに飽きたり、「おやつというより、おかずっぽいものが欲しい」と思ったり——。そんな人に面白いのが、魚肉ベースの“おかず系”プロテインバーです。紀文のSURIMI BAR PROや、気仙沼産カツオのバーを例に、その魅力を紹介します。
- 魚肉のプロテインバー=甘くない“おかず系”の高たんぱくバー
- 高たんぱく・低脂質・低糖質で、ダイエット中でも食べやすい
- 常温保存できる商品は防災の備蓄・アウトドアにも便利
- においや食感の好みは分かれる。まず1本試すのがおすすめ
魚肉のプロテインバーって?
その名のとおり、魚肉(すり身など)をベースにしたプロテインバーです。ちくわやかまぼこの仲間をイメージすると分かりやすいでしょう。甘いお菓子系と違い、甘くない・しょっぱい“おかず系”なのが最大の特徴。高たんぱく・低脂質・低糖質で、ダイエットや糖質・脂質制限中でも罪悪感なく食べられるのが魅力です。
「魚肉ソーセージ」と何が違う?
ここで多くの人が思うのが、「それって魚肉ソーセージと何が違うの?」。どちらも魚肉ベースで手軽ですが、中身の設計がかなり違います。一般的な目安で比べると次のとおりです(商品により差があります)。
| 魚肉プロテインバー | 一般的な魚肉ソーセージ(1本約70g) | |
|---|---|---|
| タンパク質 | 約16〜17g | 約6〜7g |
| 脂質 | 低い(約2〜3g) | やや多い(約6〜7g) |
| 糖質 | 低い(数g) | でんぷんで多め(約10g前後) |
| カロリー | 約100kcal前後 | 約130〜160kcal |
| 主な狙い | タンパク質を効率よく摂る | 手軽なおやつ・おかず |
ポイントは、魚肉ソーセージはつなぎの“でんぷん(糖質)”と脂質が多く、タンパク質の割合が低めだということ。おいしくて安いですが、「タンパク質を効率よく摂る」目的にはやや不向きです。一方の魚肉プロテインバーは、タンパク質を高く・脂質と糖質を抑えるように作られています。
まとめると、タンパク質補給が目的ならプロテインバー、安く手軽なおやつ・おかずなら魚肉ソーセージ、と目的で選び分けるのが正解です。
紀文「SURIMI BAR PRO」
魚肉のプロテインバーの代表格が、紀文食品のSURIMI BAR PRO。魚肉と鶏肉を使い、動物性・植物性のたんぱく質を組み合わせています。
- 1本あたりタンパク質 約16.5g(ゆで卵2個分を超える量)
- 約97kcal、脂質2.4g・炭水化物2.6gと低脂質・低糖質
- 甘みがほとんどなく、人工甘味料の味もしない
一方で、においの好みは分かれる可能性があり、食感はやや硬めで内側がパサつくため水が欲しくなる、という声もあります。ここは魚肉ならでは。まずは1本試して、自分に合うか確かめるのがおすすめです。
気仙沼産カツオの「フィッシュプロテインバー」
もう一つ注目なのが、宮城県気仙沼産のカツオを主原料にしたフィッシュプロテインバー。
- 1本でタンパク質 約17.6g
- 低糖質・低脂質・低カロリー
- 常温で約6か月保存できる
常温で長期保存できるのが大きな利点で、アウトドアや災害時の備蓄食(ローリングストック)としても使えます。「おいしく食べて、いざというときの備えにもなる」——魚肉バーならではの価値です。
こんな人に向いている
- 甘いプロテインバーに飽きた/しょっぱい系が欲しい
- 糖質・脂質を抑えつつタンパク質を摂りたい
- おつまみ・おかず感覚でタンパク質を足したい
- 防災の備蓄を兼ねたい
逆に、「甘いおやつとして楽しみたい」人は、従来のチョコ系バーのほうが満足度は高いでしょう。
甘い系と使い分ける
魚肉バーと甘いバーは、役割が違うので使い分けが正解です。甘いものが欲しいときはチョコ系、おかず・おつまみ感覚やダイエット中は魚肉系、と場面で選びましょう。手軽な高たんぱく食品全般は「コンビニで買える高たんぱく食品」、ゆで卵とのタンパク質比較の考え方は「卵は1日何個まで?」も参考にどうぞ。
おいしく食べるコツ
そのままでも食べられますが、少しの工夫でぐっと食べやすくなります。パサつきが気になるなら、水やお茶と一緒に。しょっぱい“おかず系”なので、おにぎりやサラダに添えると食事の一品になじみます。冷やして食べると、魚のにおいが気になりにくいという声も。トレーニング後の“もう一品”として、手軽にタンパク質を足せます。
よくある誤解・注意
- 「魚肉だから低タンパク」 → むしろ1本16〜17g台と高たんぱく
- 「常温だから何年でも持つ」 → 保存期間は商品ごと。表示を確認して食べきる
- 「においが強くて無理そう」 → 好みが分かれるので、まず1本から
まとめ
- 魚肉のプロテインバーは甘くない“おかず系”の高たんぱくバー
- SURIMI BAR PROや気仙沼カツオなど、1本16〜17g台のタンパク質
- 低脂質・低糖質で、常温保存できるものは防災備蓄にも
- 甘い系と場面で使い分けるのが正解
ご注意: 栄養成分・保存期間は商品により異なります。購入前にパッケージの表示をご確認ください。魚・卵・乳・大豆などのアレルギーがある方、塩分制限のある方は原材料・成分表示を必ずご確認ください。効果や体感には個人差があります。