つい誰かに話したくなる筋肉の雑学10選|飲み会でウケる豆知識【ゆる回】
いつもは真面目に筋トレと栄養の話をしていますが、今日はゆる回。知っても1gも筋肉はつかないけれど、つい誰かに話したくなる——そんな筋肉の雑学を10個集めました。飲み会でも、ジムの休憩中でも、ドヤ顔でどうぞ。ネタはぜんぶ”本当の話”です。
① 体で一番大きい筋肉は「お尻」
胸でも太ももでもなく、一番大きな単一の筋肉はお尻の大臀筋(だいでんきん)。座る・立つ・歩く・走る、あらゆる動きの土台です。「お尻を鍛えるなんて」と侮るなかれ、ここは全身でいちばんのパワースポット(お尻を鍛えるトレーニング)。
② シックスパックの誤解:実は全員が持っている
「腹筋を割りたい」とよく言いますが、腹筋(腹直筋)はもともと割れています。上にのった皮下脂肪が厚いから見えないだけ。つまりシックスパックは”作る”ものではなく、脂肪を落として”出す”もの。腹筋運動より、まず体脂肪を落とすのが近道です(→脂肪が筋肉に変わるは本当?)。
③ 鳥肌の正体も「筋肉」
寒いときや感動したときの鳥肌。あれは毛穴の根元にある立毛筋(りつもうきん)という小さな筋肉が、毛を立てているサインです。もともとは体毛を逆立てて空気の層を作り、体を温めたり大きく見せたりするための名残。自分では動かせない、地味な働き者です。
④ 筋肉の名前は「見た目」で付けられがち
筋肉の名前、実は見た目そのままだったりします。
- 三角筋(肩)= 形が三角形(△)だから
- 僧帽筋(首・背中)= カトリック修道士の帽子(頭巾)の形に似ているから
- ヒラメ筋(ふくらはぎ)= 魚の「ヒラメ」にそっくりだから
一度知ると、もう三角筋が三角にしか見えません。
⑤ 鶏むね肉が白く、マグロが赤い理由
これも筋肉の話。持久力タイプの「遅筋」は赤く、瞬発力タイプの「速筋」は白いのです。
- マグロ=止まると死ぬ回遊魚。ずっと泳ぐ持久筋(赤身)
- ヒラメ・カレイ=ふだんは砂でじっと、獲物に一瞬で飛びつく瞬発筋(白身)
- 鶏=あまり飛ばないむね肉は白、よく動く もも肉は赤め
スーパーの精肉コーナーが、ちょっとした筋肉の教科書に見えてきます。
⑥ 体で一番小さい筋肉は「耳の中」
最小の骨格筋は、耳の奥にあるアブミ骨筋。わずか数ミリで、大きな音から鼓膜を守るために働きます。全身に筋肉はおよそ600個あるといわれ、その最小がまさかの耳の中にいるわけです。
⑦ 「最強の筋肉」は諸説あって面白い
「一番強い筋肉は?」——実は答えがひとつではないのが面白いところ。
- 瞬間の力なら、噛む力を生む咬筋(こうきん/あご)
- 止まらない持久力なら、一生動き続ける心臓(心筋)
- 大きさ・パワーなら、前述の大臀筋
「最強」の定義しだいで主役が変わる。飲み会でこの話を振ると、地味に盛り上がります。
⑧ 心臓は一生で20億回以上も動き続ける
その心臓、1日におよそ10万回、一生では20億回以上も休まず動き続けます。しかも意識しなくても勝手に。世界で一番働き者の筋肉は、たぶんあなたの胸の中にいます。
⑨ 「筋肉は裏切らない」は、実はテレビ発
トレーニーの合言葉「筋肉は裏切らない」。この名フレーズ、広まったきっかけはNHKの人気番組『みんなで筋肉体操』(2018年〜)。指導者の谷本先生らの掛け声から一気にバズりました。今や筋トレ界のことわざです(掛け声つながりで→ボディビルの掛け声まとめ)。
⑩ 筋肉は脂肪より”ぎゅっ”としている
同じ1kgでも、筋肉は脂肪よりも体積が小さい(密度が高い)。だから体重が同じでも、筋肉が多い人ほど締まって見えます。「体重が減らないのに服がゆるくなった」現象の正体もこれ。くわしくは脂肪が筋肉に変わるは本当?で。
おまけ:明日使えるひとネタ
飲み会で困ったら、まずは「体で一番大きい筋肉、お尻って知ってた?」から。そこから「シックスパックは全員持ってる」「マグロが赤いのは持久筋だから」とつなげれば、ちょっとした筋肉博士のできあがりです。
ひとこと: 今回は”ゆる回”の雑学まとめです。筋肉の数や記録などの細かい数字は資料によって幅があり、諸説あるものも含みます。正確なトレーニングや栄養の話は、当サイトの各記事をどうぞ。