日本ボディビル選手権2026|10月11日メイシアター、チケット一般発売は9月5日12時から

2026年9月4日 公開 / 2026年9月4日 更新
ホールの舞台でスポットライトを浴びてフロントダブルバイセップスを決めるボディビルダーと、手前に並ぶ客席を描いた線画イラスト

国内のボディビルでいちばん上にある大会が、JBBF(公益社団法人 日本ボディビル・フィットネス連盟)の日本選手権です。ところが「観に行こう」と思って調べ始めると、公式サイトにも情報サイトにも日付と会場が並んでいるだけで、チケットをどう買えばいいのかが出てこない。「自分も出てみたい」と思って探すと、今度はエントリーの入口がどこにも見当たらない。この記事は、2026年10月11日のこの1大会に絞って、その2つを実際の公式資料から埋めていきます。

先に結論。
第72回 日本男子ボディビル選手権大会と第44回 日本女子フィジーク選手権大会は、2026年10月11日(日)15時30分開始予定メイシアター(吹田市文化会館・大阪府吹田市)で開催されます。
観戦チケットの先行抽選はすでに終了。残るのは9月5日(土)12時からのローソンチケット一般発売(先着順・1人2席まで・Lコード55547)です。
出場は申込制ですが、誰でも申し込める大会ではありません。同じ年のクラス別選手権やジャパンオープンなどでの入賞歴が、申込みの前提になっています。

2026年の日本選手権は10月11日、開始は15時30分の予定

JBBFが公開している開催要項によると、2026年の日本選手権は次の内容で行われます。副題に「2026年 アジア・世界選手権大会派遣候補選手選考大会」と付いているとおり、ここでの結果がそのまま国際大会の代表選考につながる大会です。

項目内容
大会名第72回 日本男子ボディビル選手権大会/第44回 日本女子フィジーク選手権大会
日程2026年10月11日(日)
大会開始15時30分〜(予定)
選手受付13時30分〜(予定)
会場メイシアター(吹田市文化会館)/大阪府吹田市泉町2-29-1
主催・主管JBBF/大阪ボディビル・フィットネス連盟
カテゴリー男子ボディビル、女子フィジーク

開始が15時30分というのは、大会としてはかなり遅い時間帯です。同じ日の同じ舞台では「JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS 2026」(ボディフィットネス、ビキニフィットネス、メンズフィジーク)も開催され、2大会は入替制で行われます。1日に2大会を通す日程の中で、日本選手権が午後遅くの枠に置かれている形です。日帰りで遠方から行くなら、終演時刻が要項に書かれていない点は頭に入れておいたほうがいいでしょう。夜の新幹線や飛行機を早い便で押さえてしまうと、決勝の途中で席を立つことになりかねません。

なお要項には「詳細は後日発表いたします」との一文があり、受付時刻などは変わる可能性があります。直前にもう一度JBBF公式サイトを見ておくと確実です(2026年9月4日確認)。

会場アクセスは阪急吹田駅からすぐ。ただし来場者用の駐車場は無い

メイシアター(吹田市文化会館)大阪府吹田市泉町2-29-1

メイシアターは阪急千里線の「吹田」駅前にあります。阪急「大阪梅田」駅から北千里行きに乗って吹田駅で降り、改札を出てまっすぐ進み、駐輪場前の横断歩道を渡るともう会場が見える距離です。大阪市内から地下鉄で向かう場合は、大阪メトロ堺筋線の北千里行きに乗ればそのまま阪急吹田駅に着きます。京都方面からは阪急京都線で「淡路」駅まで来て、北千里行きに乗り換えます。

同じ「吹田駅」でもJR東海道本線のほうは別の駅で、こちらからは徒歩15分ほどかかります。新大阪駅から向かう人はJR吹田駅で降りることになるので、この15分を見込んでおいてください。伊丹空港からは大阪モノレールで「山田」駅まで行き、阪急に乗り換えて吹田駅で降りるルートになります。

いちばん注意したいのが車です。メイシアターの公式サイトには「催し等に来場される方のための駐車場はありません」とはっきり書かれており、公共交通機関の利用を求めています。身障者用の駐車スペースはありますが事前予約制です。無料の駐輪場はあるので、近隣から自転車で行くのは現実的な選択肢です(メイシアター公式・2026年9月4日確認)。

観戦チケットは先行抽選が終わり、9月5日12時の一般発売だけが残っている

2026年の日本選手権では、JBBFがチケットの先行予約抽選販売を実施しました。連盟自身が資料の中で「日本クラス別選手権大会と同様に、日本選手権大会において先行予約抽選販売を試験的に実施させていただく事になりました」と書いており、コンサートや演劇でおなじみのあの方式を持ち込んだ形です。

その先行抽選の受付は8月17日から8月23日で、すでに終わっています。当落発表が8月27日、当選者の入金期限が9月2日。つまりこの記事を読んでいる時点で残っているのは、次の一般発売だけです。

販売日時・条件
先行予約抽選(終了)8月17日10:00〜8月23日23:59、VIP・SS・S席のみ、抽選
一般発売9月5日(土)12:00〜、ローソンチケット、先着順
購入上限先行・一般とも1人2席まで(Lコード55547)

席種と価格は次のとおりです。VIP席だけは性格が違い、日本選手権とグランドチャンピオンシップスの2大会を通しで観られてノベルティグッズが付きます。原則として先行抽選でしか売られませんが、残席があった場合は一般発売にも回るとされています。

席種価格(税込)備考
VIP席27,500円2大会通し、グッズ付き、原則先行抽選のみ
SS席13,200円一般発売でも購入可
S席9,900円一般発売でも購入可
A席7,700円一般発売のみの取り扱い

ここで見落とされがちな条件が3つあります。ひとつめ、当日券は各席とも550円高くなります。ふたつめ、身長100cm以上の子どもからチケットが必要です。家族で行くなら人数分の計算に入れてください。みっつめ、この大会は入替制で、日本選手権のチケットでは同じ日に行われるグランドチャンピオンシップスを観られません(VIP席を除く)。メンズフィジークやビキニフィットネスも目当てなら、券種の選び方が変わってきます。

車いす指定席(車イスSS席 13,200円、車イスA席 7,700円)を使う場合は、ローソンチケットではなくJBBF事務局へ問い合わせる形になっています。

何を見る大会なのか。階級で分けない「オーバーオール」の一発勝負

日本選手権を初めて観る人がいちばん驚くのは、階級が無いことかもしれません。開催要項のクラス欄には「全カテゴリ オーバーオール」とだけあり、「全競技オーバーオールでおこなわれるため計測はありません」と続きます。体重も身長も測らず、全員が同じ土俵に上がるということです。

55kg級から90kg超級までの9クラスに分かれるのは、8月23日に金沢で行われた日本クラス別選手権のほうです。同じJBBFの大会で名前も似ているため混同されやすいのですが、役割はまったく別で、クラス別が「階級ごとの日本一」を決める大会、日本選手権が「階級をとりはらった日本一」を決める大会になります。女子フィジークも同じ構造で、158cm・163cm・163cm超の3クラスがあるのはクラス別のほうです。

項目日本選手権日本クラス別選手権
2026年の開催10月11日/大阪・メイシアター8月23日/石川・金沢市文化ホール
クラスオーバーオール(無差別)男子9クラス、女子フィジーク3クラス
上位に入ると1位が世界選手権、1〜3位がアジア選手権の派遣候補1〜6位が日本選手権の出場資格

勝った先も具体的に決まっています。男子ボディビル、女子フィジークともに優勝者が世界選手権大会の派遣候補、1位から3位がアジア選手権大会の派遣候補になります。会場で見ている表彰は、そのまま日本代表の選考結果でもあるわけです。もうひとつ、前年(2025年度)に1位から12位で決勝に進んだ選手は第一次ピックアップ審査が免除されるという規定もあり、ファイナリストの顔ぶれには前年からの連続性が生まれます。

舞台の上で何が審査されているのか、規定ポーズがそれぞれ何を見せる姿勢なのかは「ボディビルの規定ポーズ7種を図解」で人体図つきに解説しています。採点基準や掛け声を含めた観戦そのものの手引きは「ボディビル大会の見方・楽しみ方入門」が担当していて、この記事は2026年10月11日という1つの大会に実際に足を運ぶための日程・会場・チケットの部分を受け持っています。観戦が初めてなら、前者2本を先に読んでおくと当日の見え方がかなり変わります。

出るための階段は、地方大会から始まって日本選手権で終わる

JBBFの資格制度は、下から順に勝ち上がる設計になっています。2026年度の出場資格の資料を読むと、日本選手権に立つには次のどれかを満たす必要があります。

資格になる大会必要な成績有効な年度
日本クラス別選手権 各クラス、ジャパンオープン、都道府県ブロックのオーバーオール、日本社会人選手権 一般の部1〜6位2026年度
日本ジュニア、日本マスターズ、日本クラシックボディビル、日本クラシックフィジーク、都道府県ブロックのクラス別、都道府県選手権 一般の部1〜3位2026年度
日本選手権1〜12位過去5年以内(2021〜2025年)
クラス別、ジャパンオープン、マスターズ、クラシック各種、ブロック、都道府県選手権各クラス1位過去5年以内(2021〜2025年)

上の表がおおむね「階段」の全体像です。都道府県選手権で上位に入ればブロックへ、ブロックで上位に入れば全国区の大会へ、そこで上位に入って初めて日本選手権の申込資格が生まれます。5年以上前の入賞歴しかない選手は、所属する都道府県連盟の推薦書があれば本連盟の承認を受けて出場できる道も残されています。

そしてこれとは別に、全員に共通する必須項目があります。JBBFの2026年度クラブ選手登録または個人選手登録をしていること、日本に継続して在住し日本国籍を有すること、そして2026年度のJBBFアンチドーピング講習を受講していることです。資料には「(1)=全選手必須項目」とわざわざ書かれており、講習の受講はオンデマンドでも認められています。

出場料は11,000円(税込)。申込みは8月14日開始、締切は9月14日で、JBBFマイページからのWeb申込みのみです。申込みと入金の両方が締切までに完了して初めて受付完了になります。

落とし穴は、申込みフォームより手前にある

初めてJBBFの大会を目指す人が最初につまずくのは、たいてい「エントリーページが見つからない」という壁です。マイページにログインして「イベント」から大会を選ぶ申込みフォームは実在するので、画面が無いわけではありません。にもかかわらず出せないのは、フォームにたどり着くより前に、その年の成績で出場可否が決まっているからです。エントリーが早い者勝ちの大会だと思って締切を調べていると、そもそも自分に申込権が無いことに気づかないまま9月14日が過ぎていきます。

2026年で言えば、資格を取れる主な大会はほとんど終わっています。日本クラス別選手権は8月23日に金沢で終わり、都道府県やブロックの大会も大半が夏までに消化されました。残っているのは9月22日から23日に名古屋で行われるジャパンオープン選手権です。要項がわざわざ「9/23 ジャパンオープンで出場資格を獲得した選手はマイページから9/23〜24のみ出場申込可能」という特別な窓口を設けているのは、そこが2026年の最後の入口だからです。締切も出場申込が9月24日、入金が9月28日と、通常の締切とは別枠になっています。

つまり今年これから資格を取りにいくのは現実的ではなく、来年に向けた逆算に切り替えるほうが早い。その場合に先にやることは、意外にも大会エントリーではありません。

  • JBBFの選手登録(公認クラブ登録または個人登録)を済ませる。資料に「出場申込の前に必ず選手登録とアンチドーピング講習受講を終えてください」とある以上、ここが全ての前提になります
  • 2026年度のアンチドーピング講習を受ける。オンデマンドでも受講でき、当日は受講管理カードの提示を求められます
  • 所属する都道府県連盟の大会日程と締切を調べる。都道府県選手権やブロックの大会で上位に入ることが、そのまま同じ年度の日本選手権の申込資格につながります

もうひとつ、観る側にも当日の落とし穴があります。要項には「日本選手権大会に出場する選手で今大会を観戦する方はチケットをご購入ください。出場選手観戦席の用意はございません」と明記されており、出る選手も観るならチケットが要ります。家族の席(ファミリー席)を希望する場合は9月1日までに出場申込みとあわせて手続きが必要で、希望が予定座席数を超えれば抽選です。さらに「遅延連絡済でも、ジャッジズミーティング開始後の会場入りは失格となります」という一文もあります。遅刻は減点ではなく失格として扱われるということです。

資格が要らない大会から始めたい人には、ゴールドジムが主催するマッスルゲートという選択肢があります。「マッスルゲートとは?出場資格なしで出られる大会」は、その入口側だけを扱った記事なので、いま資格を持っていない人はそちらから読むと順序が合います。JBBF以外にFWJやZeniXといった別団体も含めて、どこに登録して出るかを比べたい場合は「NPCJは今どこ?FWJへ改称・2026年ZeniX分裂と、初出場の団体選び」が団体選びの部分を担当しています。

まとめ

  • 第72回 日本男子ボディビル選手権大会と第44回 日本女子フィジーク選手権大会は、2026年10月11日(日)15時30分開始予定、大阪府吹田市のメイシアターで開催されます
  • 観戦チケットの先行抽選は8月23日で終了。残るのは9月5日(土)12時からのローソンチケット一般発売で、先着順・1人2席まで、Lコードは55547です
  • 当日券は550円高、身長100cm以上の子どもからチケットが必要、入替制のため同日のグランドチャンピオンシップスはVIP席以外では観られません
  • 会場は阪急千里線「吹田」駅の目の前ですが、来場者用の駐車場はありません。JR吹田駅からは徒歩15分です
  • 日本選手権は階級を設けないオーバーオールの大会で、9階級に分かれるのは8月の日本クラス別選手権のほうです
  • 出場には選手登録とアンチドーピング講習の受講に加えて、同年のクラス別・ジャパンオープンなどでの入賞が必要です。申込みフォームより手前で可否が決まる仕組みになっています

ご注意: 日程・会場・チケットの販売状況は変更されることがあります。要項にも「詳細は後日発表いたします」との記載があるため、来場前に必ずJBBF公式サイトとローソンチケットで最新の情報を確認してください。出場資格の判定はJBBFが行うもので、この記事の要約だけで自己判断せず、所属する都道府県連盟またはJBBF事務局に問い合わせてください。減量やカラーリングを伴う大会準備は体への負担が大きく、持病がある人や治療中の人は事前に医師へ相談してください。

よくある質問(FAQ)

2026年の日本ボディビル選手権はいつ、どこで開催されますか。
2026年10月11日(日)、大阪府吹田市のメイシアター(吹田市文化会館)です。大会開始は15時30分の予定で、選手受付は13時30分から。第72回 日本男子ボディビル選手権大会と第44回 日本女子フィジーク選手権大会が同じ日・同じ会場で行われます。
観戦チケットはまだ買えますか。
先行予約抽選販売(8月17日〜23日受付)は終了しています。残っているのは9月5日(土)12時からのローソンチケット一般発売で、先着順・1人2席までです。Lコードは55547。当日券は各席とも550円高くなります。
日本選手権に出るには、どうすればいいですか。
JBBFの選手登録とアンチドーピング講習の受講が全員必須で、そのうえで同年の日本クラス別選手権やジャパンオープンなどで所定の順位に入る必要があります。誰でも申し込める大会ではありません。
日本選手権に階級はありますか。
ありません。開催要項には全カテゴリー「オーバーオール」と記載されており、体重や身長で分けない一発勝負です。55kg級から90kg超級までの9階級があるのは、8月に行われた日本クラス別選手権のほうです。