JBBFとは?選手登録は3種類|8,000円のオープンでは県選手権に出られない

2026年9月24日 公開 / 2026年9月24日 更新
大会の受付カウンターで、スタッフが選手登録の申込書と選手登録カードを渡し、スマートフォンを手にした選手が受け取っている線画イラスト。奥にはコンテストのステージが見える

JBBF(ジェービービーエフ)は、ボディビルやフィジークの大会を主催している国内の統括団体です。ここの大会に出ようと思ったら、まず年度ごとの選手登録を済ませる必要があります。

登録の区分は3つあり、2026年度は加盟クラブ8,000円、個人18,000円、オープン8,000円です(いずれもWeb申込・一般の金額)。値段だけ並べるとオープンと加盟クラブが同額に見えますが、この2つは出られる大会の範囲がまったく違います。オープン登録で出られるのは都道府県連盟主催のオープン大会だけで、県選手権もブロック選手権も日本連盟主催大会も出場不可です。そのうえ年度の途中で個人登録へ移るときに、差額での変更は認められていません。

安いほうを選んでおいて、あとで考え直す。それができない仕組みになっているので、最初に決めるのは金額ではなく「今年どこまで行きたいか」のほうです。

公益社団法人 日本ボディビル・フィットネス連盟。1955年に日本ボディビル協会として発足し、1982年に国際ボディビル連盟(IFBB)へ正式加盟した団体です。

大会に出るには、3つの区分のどれかで年度ごとの選手登録をすることと、アンチドーピング講習を受けることの両方が必須です。

オープン登録(8,000円)で出られるのはオープン大会だけ。県選手権・ブロック選手権・日本連盟主催大会は出場不可です。

用紙申込の締切は個人・オープンが9月30日、加盟クラブは6月30日と3か月早い(Web受付の終了日は公式で確認を)。登録は年度単位なので、年度が変われば全員が登録し直しになります。

JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)とはどんな団体か

正式名称は公益社団法人 日本ボディビル・フィットネス連盟で、JBBFはその頭文字です。公式サイトの沿革によれば、発足は1955年12月9日。当時は「日本ボディビル協会」という名前で、加盟クラブは東京を中心に20にも満たなかったと書かれています。翌1956年1月に神田共立講堂で第一回ミスター日本ボディビルコンテストが開かれ、そこから大会の歴史が始まりました。

1965年に関東の日本ボディビル協会と関西の全日本ボデイビル協会が統合して全国組織になり、1982年に日本ボデイビル連盟と改称して国際ボディビル連盟(IFBB)へ正式加盟しています。同じ年に東京で第18回アジア・ボディビル選手権大会が開かれました。ドーピング検査との関わりも古く、1986年の世界選手権ではIFBBとして初めてのドーピングテストが日本で実施されたと記録されています(JBBF公式「JBBF概要」・2026年9月24日確認)。

読者にとって実務上いちばん効いてくるのは、この団体が他団体との掛け持ちを原則認めていないことです。JBBF登録選手が出られる他団体の大会は、JBBFが定める協力団体に限られます。どの大会が協力団体にあたるかは公式資料の中でも挙げ方が割れているので(後の章で実物を示します)、出たい大会が該当するかはJBBF事務局に確認するのが確実です。どの団体に登録するかという一段手前の選び方は「NPCJは今どこ?FWJへ改称・2026年ZeniX分裂と、初出場の団体選び」に、JBBF・FWJ・ZeniXのドーピング検査と掛け持ちの扱いを並べた比較表があります。この記事はその続きで、JBBFに決めたあと、どの区分で登録するかを扱います。

選手登録は3種類|加盟クラブ8,000円・個人18,000円・オープン8,000円

まず金額と申込の道すじです。いずれも2026年度のWeb申込の金額で、消費税は不課税と明記されています。

登録名登録料(一般/ジュニア・マスターズ)申込の道すじ
JBBF加盟クラブ選手登録8,000円/7,000円通っているJBBF加盟クラブ(ジム)へ申込書を提出
JBBF個人選手登録18,000円/12,000円JBBFのWeb選手登録、または前年度登録者はマイページから
JBBFオープン選手登録8,000円(年齢区分なし)JBBFのWeb選手登録、または前年度登録者はマイページから

ジュニアは2003年(平成15年)以降生まれ、マスターズは1966年(昭和41年)以前生まれが対象で、申込時に生年月日が確認できる証明証の添付や提示が求められます。オープン選手登録にはこの年齢区分そのものがなく、何歳でも一律8,000円です。

ここからが本題で、同じ8,000円でも出られる大会がまったく違います。

出場できる大会加盟クラブ/個人オープン
都道府県連盟主催オープン大会出場可(全国どこでも)出場可(全国どこでも)
都道府県連盟主催選手権大会出場可(登録都道府県に限る)出場不可
ブロック選手権大会出場可(登録都道府県ブロックに限る)出場不可
日本連盟主催大会出場可(出場資格を満たす選手に限る)出場不可

加盟クラブ登録と個人登録は、出場範囲が1行も違いません。値段だけが10,000円違います。一方のオープン登録は上3段が全部×で、都道府県のオープン大会だけが残ります。オープン登録の例外は2つで、全国高校生ボディビル選手権大会と全国高校生メンズフィジークチャンピオンシップスに限り、8,000円のオープン登録でも出場できると公式資料に明記されています。

出場できる競技のほうは、加盟クラブ登録と個人登録なら「JBBFで行われているオープン大会・選手権大会 全ての競技」で、ボディビル競技(男子ボディビル、女子フィジーク、クラシックボディビル、クラシックフィジークなど)とフィットネス競技(メンズフィジーク、ボディフィットネス、ビキニフィットネス、フィットモデルなど)の両方が選べます。どちらの土俵に立つかで作る体が変わるので、「メンズフィジークとは?“大きすぎると減点”の審査基準とボディビルとの違い」に審査で見られる4点と身長別クラスを、「クラシックフィジークとは?身長別の体重制限と、メンズフィジークとの違い」に身長ごとの体重上限の決まり方をまとめてあります。

なお都道府県連盟ごとに開催する競技が異なるため、最終的には出たい大会の開催要項で種目を確認する必要があります。

ほかの解説記事が「4種類」と書いているのはなぜか

JBBFの選手登録を検索すると、区分を4つで説明している記事に何度も当たります。加盟クラブ登録、ボディビル個人登録、フィットネス個人登録、限定登録の4つです。これは間違いを写したものではなく、JBBF公式サイトに置かれている古い案内がそう書いているために起きています。

公式サイトのQ&A(「Q&A よくあるご質問」PDF。ファイル名に2023年2月17日の日付が入っている版)には、いまも「加盟クラブ登録・ボディビル個人登録・フィットネス個人登録・限定登録があります」と書かれています。一方、2026年度の選手登録PDFの一覧表には欄外に「2023年度から個人登録が1つになり、各年度登録費が改正されました」とあり、ボディビルとフィットネスに分かれていた個人登録は1つに統合され、限定登録はいまの区分表に載っていません。

食い違いはもう1か所あります。アンチドーピング講習の有効期間です。

項目Q&A(2023年2月版)2026年度の選手登録PDF・開催要項
登録区分4区分(限定登録を含む)3区分(限定登録なし)
講習の有効期間受講した年度を含めて3年間有効毎年度の受講が必須
受講の順番選手登録前でも予約・申込できる選手登録を終えてからでないと受けられない

どちらが新しいかははっきりしていて、2026年度の資料に「2025年度から、大会に出場するには毎年度のアンチドーピング講習受講が必須となりました」と書かれています。制度が変わったあともQ&AのPDFが2023年2月版のまま置かれている、というのが実態です。金額と区分と講習の条件は、年度名が入った選手登録PDFのほうで確認してください。公式サイトの中でも、新しい紙と古い紙が同時に並んでいます。

どの区分を選ぶかは「ジムがJBBF加盟か」と「県選手権に出たいか」で決まる

3つのうちどれを選ぶかは、実際には2つの質問で決まります。通っているジムがJBBF加盟クラブかどうかと、今年のうちに県選手権より上へ行くつもりがあるかどうかです。

自分の状況選ぶ区分
通っているジムがJBBF加盟クラブで、県選手権やその先も狙う加盟クラブ選手登録(8,000円)
加盟クラブに通っていないが、県選手権やその先を狙う個人選手登録(18,000円)
今年はオープン大会を1本だけ経験したいオープン選手登録(8,000円)
高校生で、全国高校生大会か県のオープン大会だけに出るオープン選手登録(8,000円)

オープンと同じ8,000円なのに個人登録と同じ大会へ出られるのは、ジムが窓口になって登録を取りまとめる仕組みだからです。申込書は通っているジムへ提出し、支払い方法もジムごとに異なります。まずは自分のジムがJBBF加盟クラブかどうかをフロントで聞いてみるのが、いちばん金額を下げる確認になります。

もうひとつ、県選手権とブロック選手権には地理の縛りがあります。都道府県連盟主催の選手権大会に出られるのは登録した都道府県の大会だけ、ブロック選手権に出られるのは登録した都道府県が入っているブロックの大会だけです。所属連盟は在住か在勤のどちらかで決まるので、住んでいる県と働いている県が違う人は、どちらで登録するかがそのまま出場する大会を決めます。オープン大会だけは都道府県をまたいで全国どこでも出られます。

「まだそこまでの話ではない、まず一度ステージに立ちたい」という段階なら、団体への年度登録をせずに出られる大会もあります。「マッスルゲートとは?出場資格なしで出られる大会|部門選びと当日の逆算スケジュール」に、出場資格のいらない大会の部門の選び方と、当日の拘束時間の逆算をまとめてあります。この記事の登録は、その先の県選手権・ブロック選手権・日本連盟主催大会へ進むための手続きです。

用紙で申し込むと1,100円高くなる|締切も加盟クラブだけ3か月早い

申込の経路でも金額が変わります。2026年度の申込書には、Web申込と用紙申込の金額が並べて印字されています。

区分Web申込用紙申込
個人・一般18,000円19,100円
個人・ジュニア/マスターズ12,000円13,100円
オープン8,000円9,100円

差額の1,100円(税込)は入力手数料という名目です。加盟クラブ登録もクラブの担当者が指定のWebフォームで申し込む形で、申込用紙での提出には別途1,100円(税込)がかかると書かれています。特段の事情がなければWebで申し込むほうが安く済みます。

締切も経路で違います。個人とオープンの用紙申込は「締切りは2026年9月30日」と申込書の欄外にあり、登録費を添えて日本連盟へ提出します(振込先は楽天銀行、現金書留郵便は受け付けていません)。加盟クラブ登録は所属クラブからJBBFへの提出締切が6月30日で、こちらのほうが3か月早いのが注意点です。締切を過ぎた申込みは所属連盟が認めた場合のみ可能で、その場合も別途1,100円がかかります。

アンチドーピング講習は毎年必須。受講料は無料だが順番が決まっている

選手登録を終えても、それだけでは大会に申し込めません。JBBF基本講習会(アンチドーピング講習)の受講がもう1つの必須条件で、2025年度から毎年度の受講が必要になりました。

順番が決まっているのがここの肝です。受講にはその年度の選手登録番号の入力が要るため、登録 → 講習 → 大会エントリーの順でしか進めません。「先に講習だけ受けておこう」という前倒しができない設計です。2026年度のオンデマンド講習は2月上旬からの開始予定とされていて、受付開始が2月4日ですから、登録と講習をほぼ続けて済ませる形になります。

受け方受講料条件
リアル講習会無料マイページから申込。定員あり
オンデマンド講習無料その年度の選手登録番号が必要
テキスト&テスト2,200円(税込)上の2つで受講できない場合に事務局へ連絡

リアル講習会は「アンチドーピング講習」と「基本競技ルール講習」の2本立てで、開催要項には両方を必ず受講するよう書かれています。2026年3月1日の東京・赤羽会館での回は13時から14時30分の90分、定員130名でした。受講の記録は各自のマイページに残る形になっていて、受講管理カードの発行と押印は行わないと明記されています。開催地と日程は年度ごとに変わるので、自分が出やすい会場があるかはその年の一覧で確認してください。

検査のある大会に出るなら、日々口にするサプリメントも無関係ではありません。「「うっかりドーピング」を防ぐプロテインの選び方」に、第三者認証のインフォームド・チョイスが何を証明していて何を証明していないかを書いてあります。こちらは講習の手続きの話、あちらは製品の選び方の話です。

フィジーク大会に出るまでの時間割|用紙申込は加盟クラブ6月30日・個人とオープン9月30日が締切

年度の頭から並べると、やることの順番と、それぞれいつまでにやるかはこうなります。

順番やること期限の目安
1通っているジムがJBBF加盟クラブかを確認する登録より前に。ここで登録料が10,000円変わる
2選手登録を済ませる(前年度の登録者はマイページから更新、初めてならWebの新規登録)2026年度の受付開始は2月4日11時。用紙申込の締切は加盟クラブ6月30日、個人とオープン9月30日
3登録番号が出てからアンチドーピング講習を受ける登録の直後。前倒しはできない
4出たい大会の開催要項でカテゴリーと階級を決めて申し込む大会ごとに締切が違う

年度の途中でこの記事を読んでいる人にとっては、受付開始日より締切のほうが効きます。用紙申込は加盟クラブだけ3か月早く閉まります。Web申込の受付終了日は2026年度の資料では見つけられなかったので(明記されているのは受付開始の2月4日だけです)、年の後半に登録するなら年度名の入った公式資料で受付中かどうかを先に確かめてください。

選手登録料と大会出場料は別会計です。公式資料にも「選手登録と出場申込みと別途、大会出場料が必要になります」と繰り返し書かれています。大会ごとの出場料は開催要項で確認してください。

そして、登録はあくまで年度単位です。年度が変われば、去年出た人も全員が登録し直しで、アンチドーピング講習も受け直しになります。去年の登録番号は今年の講習受講には使えません。

大会エントリーの締切は都道府県連盟や大会ごとに異なるので、ここは自分の県の連盟と大会要項で確認するしかありません。実際の大会側の手順は「サマースタイルアワード2026|FINALは11月28・29日、初出場が日程より先に決めるのはカテゴリー」が分かりやすく、登録と講習が済んでいないとエントリーのカートが出てこない流れがそのまま書かれています。サマースタイルアワードはJBBFの協力団体なので、JBBF登録選手も出場できます。年度の最後に控える日本連盟主催大会については「日本ボディビル選手権2026|10月11日メイシアター、チケット一般発売は9月5日12時から」に、地方大会から日本選手権までの出場資格の階段をまとめてあります。

差額では変えられない|区分をまちがえた人が払う2回分のお金

ここがこの記事でいちばん書きたかったところです。選手登録には、あとから選び直せない分岐が2つあります。ひとつめが区分の変更で、もうひとつは次の章で扱う他団体との関係です。

区分の変更から見ていきます。2026年度の一覧表には、オープン登録の欄にこう書かれています。「年度途中でオープン登録から個人登録への変更は 改めて JBBF個人登録 をおこなって頂きます」「差額分では選手登録変更はできません」。

言い換えると、8,000円を払ったあとで県選手権に出たくなっても、差額の10,000円を足して個人登録に切り替えることはできません。オープンの8,000円はそのままで、個人の18,000円を新しく払うことになります。

その年度の選び方払う登録費出られる大会
最初から個人選手登録18,000円オープン大会と県選手権、ブロック、日本連盟主催
オープン登録のまま通す8,000円オープン大会のみ
オープンで登録し、途中で個人へ26,000円個人登録を済ませたあとはすべて

いちばん下の26,000円は、2つの記述から算出した数字です(公式資料に26,000円と書かれているわけではありません)。最初から個人登録を選んでいれば18,000円だったので、差は8,000円になります。年度の途中で気が変わる可能性が少しでもあるなら、最初に払う10,000円の差はむしろ保険として安いほうに入ります。

JBBF自身もこの事故を想定しているらしく、オープン登録のページには先回りした注意書きがあります。オープン大会で出場権を獲得してオールジャパンフィットネスチャンピオンシップスに出る予定の選手は、年度途中で差額による変更ができないので「最初から個人選手登録をお願いいたします」という一文です。オープン登録は「安い入門プラン」ではなく、その年はオープン大会しか出ないと決めた人のための区分だと読むのが正確です。

もうひとつの戻れない分岐|退会すると翌年度の選手登録ができない

2つめの分岐は、もっと長く効きます。JBBF登録選手が出られる他団体の大会は協力団体に限られ、それ以外の団体の大会に出るには退会届の提出が必要になります。そして公式資料には、退会をおこなうと翌年度のJBBF選手登録はできないと書かれています。しかもこの縛りは今年度の登録者だけの話ではなく、「今年度に限らず 過去にJBBF選手登録した方」が対象です。申込書の誓約欄にも、退会届を提出するまでは協力団体以外の他団体の競技会に出場しないことを誓う、という文言が入っています。

つまりJBBFに登録するかどうかは、今年1年の選択ではなく、数年の進路の選択になりえます。掛け持ちを明示的に認めているFWJとはここが正反対なので、まだ団体を決めかねているなら、冒頭で挙げた3団体の比較表のほうを先に見ておくのが安全です。

協力団体が3つの箇所と2つの箇所が、同じ資料の中にある

細かいところですが、実際に迷うので書いておきます。2026年度選手登録PDFの冒頭では、協力団体が「マッスルゲート・スーパーボディコンテスト・サマースタイルアワード」の3つとして挙げられています。ところが同じPDFの中の加盟クラブ・個人・オープンの各詳細ページと、末尾の一覧表の欄外は、いずれも「協力団体=マッスルゲート、サマースタイルアワード(他 JBBFが承認した大会)」という書き方です。

数が合っていません。2つしか挙げていないほうには「他 JBBFが承認した大会」という包括的な言い方が付いているので矛盾ではないのかもしれませんが、少なくとも読み手には確定できません。協力団体に該当するかどうかで出場の可否が変わるので、迷ったら大会名を挙げてJBBF事務局に問い合わせるのが確実です。公式資料自身も「協力大会以外のイベント・ボディコンテスト・大会等々の出場はJBBF事務局までお問い合わせください」と案内しています。

まとめ

  • JBBFは公益社団法人 日本ボディビル・フィットネス連盟。大会に出るには年度ごとの選手登録とアンチドーピング講習の両方が必要
  • 2026年度の登録料(Web申込・一般)は加盟クラブ8,000円、個人18,000円、オープン8,000円。用紙申込は1,100円高い
  • 加盟クラブ登録と個人登録は出場範囲が同じ。オープン登録は県選手権・ブロック選手権・日本連盟主催大会に出られない
  • 区分の変更に差額は使えない。オープンから個人へ移ると、その年度は合計26,000円かかる計算になる
  • アンチドーピング講習は受講料無料だが、その年度の登録番号が出てからでないと受けられない

初出場でどこまで行きたいかがまだ決まっていないなら、金額表を眺めるより先にやることが1つあります。通っているジムがJBBF加盟クラブかどうかをフロントで聞くことです。加盟していれば8,000円で個人登録と同じ大会に出られるので、迷う材料そのものが消えます。加盟していなければ、その年に県選手権へ行くかどうかだけを決めれば区分は自動的に決まります。判断に必要な材料はこの2つだけで、金額はそのあとから付いてきます。

区分が決まって登録と講習まで終われば、残るのは大会に向けた体づくりだけです。「大会1週間前の調整|水抜き2kgは体重の約3%という話と、初出場が「やらない」を選ぶ基準」に、直前1週間で動かせるのは水分・ナトリウム・糖質の3つだけという整理と、初出場が何を捨てて何を残すかの線引きが書いてあります。

ご注意: 金額・日程・区分は年度ごとに改定されます。ここに書いた数値は2026年度の公式資料を2026年9月24日に確認したものです。申し込む前に必ずJBBF公式サイトの、年度名が入った選手登録資料で最新の金額と受付期間を確認してください。大会エントリーの締切は都道府県連盟・大会ごとに異なります。協力団体に該当するかどうか判断に迷う大会は、出場する前にJBBF事務局へ問い合わせてください。減量を伴う大会出場の準備は体への負担が大きく、持病のある方や体調に不安のある方は事前に医師へ相談してください。

よくある質問(FAQ)

JBBFの選手登録はいくらかかりますか?
2026年度のWeb申込で、加盟クラブ選手登録が一般8,000円・ジュニア(23歳以下)とマスターズ(60歳以上)が7,000円、個人選手登録が一般18,000円・ジュニアとマスターズが12,000円、オープン選手登録が年齢区分なしの一律8,000円です(いずれも消費税不課税)。用紙で申し込むと入力手数料1,100円(税込)が上乗せされ、個人・一般なら19,100円になります。大会出場料はこれとは別に必要です。
いちばん安い登録を選んでも大会に出られますか?
出られる大会が限られます。8,000円のオープン選手登録で出られるのは都道府県連盟主催のオープン大会だけで、都道府県選手権大会・ブロック選手権大会・日本連盟主催大会はいずれも出場不可です。例外は全国高校生ボディビル選手権大会と全国高校生メンズフィジークチャンピオンシップスの2つだけで、この2大会はオープン登録でも出場できます。
あとから上の区分に変更できますか?
できますが、差額では変更できません。2026年度の一覧表に「年度途中でオープン登録から個人登録への変更は改めてJBBF個人登録をおこなって頂きます」「差額分では選手登録変更はできません」と明記されています。つまり8,000円を払ったうえで18,000円を別に払う形になり、その年度の登録費は合計26,000円になる計算です。
アンチドーピング講習は毎年受けないといけませんか?
2025年度から毎年度の受講が必須になりました。受講料はリアル講習会・オンデマンドとも無料ですが、受講にはその年度の選手登録番号が要るので、登録を終えてからでないと受けられません。リアル講習会は「アンチドーピング講習」と「基本競技ルール講習」の2本立てで、2026年3月1日の東京会場は13時から14時30分の90分でした。
JBBFに登録すると他の団体の大会には出られませんか?
出られるのはJBBFが定める協力団体の大会に限られ、それ以外の団体の大会には出場できません。ただし協力団体の挙げ方は公式資料の中でも箇所によって割れているため、出たい大会が該当するかはJBBF事務局に確認してください。過去にJBBFへ選手登録したことがある人も同じ扱いで、他団体に出るには退会届の提出が必要です。そして退会すると翌年度のJBBF選手登録ができなくなります。