オリンピアTV(OlympiaTV)とは?2026年は登録だけで無料|見逃し配信と過去大会39.99ドルの違い、日本からの見方

2026年9月29日 公開 / 2026年9月29日 更新
ソファに座った人がテレビとスマートフォンで、ステージ上でフロントダブルバイセップスをとるボディビル選手の配信を観ているイラスト。テレビの画面をライム色で示している

「オリンピアTV」は、ミスター・オリンピアを主催する側が自分で運営している公式の配信サービスです。サイトの住所は olympiaproductions.com で、月額料金はありません。登録は無料で、お金がかかるのは観たい大会の映像を1本ずつ買うときだけです。

そして2026年は、その「買う」がライブについては不要になりました。前年の2025年大会はペイ・パー・ビューで74.99ドルでしたが、2026年大会はアカウントを作るだけで12部門すべてのプリジャッジと決勝が無料で配信されました。ただし過去大会のアーカイブは今も有料で、2025年版は39.99ドルです。大会が終わった今いちばん気になる「2026年の映像はまだ無料で観られるのか」には、次の要点の3つ目で先に答えておきます。確認はすべて公式サイトで、2026年9月29日に行いました。

  • OlympiaTVは月額なし・登録無料。映像は大会ごとに買う方式で、2023〜2025年大会は1本39.99ドル
  • 2026年大会はライブが登録だけで無料(前年は74.99ドル)。12部門のプリジャッジと決勝、チェックイン、記者会見、アマチュア・オリンピアまで含む
  • 9月29日時点で2026年の配信ページには決勝など16本の映像が並んでいる。ただしいつまで無料かは公式に書かれていない
  • 日本語の画面と実況は無い。アプリは日本の App Store と Google Play から入れられる

大会そのものの日程、横川尚隆選手が出た212ポンドクラスの時間割、日本時間での観戦プランはミスター・オリンピア2026の日程と日本時間での観かたが受け持っています。あちらが「いつ、何を観るか」、この記事は「どこで、どうやって観るか」の担当です。

OlympiaTVとは|月額ではなく「大会ごとに買う」公式配信

OlympiaTVは、動画配信の仕組みとしてVimeoの有料配信サービスを使っています。ページの最下部に「Powered by Vimeo」とあるのはそのためです。NetflixやDAZNのような月額制の見放題ではなく、観たい大会を1本ずつ買う、いわば映画のレンタルに近い形です。

買い方には2種類あります。大会の最中に生中継を買うのが PPV(ペイ・パー・ビュー)、終わった大会の録画を買うのが VOD(ビデオ・オン・デマンド)です。オリンピアの場合、これまではライブのPPVを買うと大会後もそのまま録画を観返せる形で、ライブを逃した人には同じ内容がVODとして売られてきました。

種類中身料金(2026年9月29日確認)
登録(アカウント)視聴と購入のための入口無料・月額なし
2026年オリンピアのライブ12部門のプリジャッジと決勝ほか無料(登録が必要)
過去大会のアーカイブ(VOD)2020〜2025年大会の録画2023〜2025年版は各39.99ドル
Fan Channel記者会見・エキスポなどの無料枠無料
他のIFBBプロ戦のPPV例:ルーマニア・マッスルフェスト2日通しで39.99ドル

オリンピアだけのサイトに見えて、実はオーナーのジェイク・ウッド氏が関わる他の大会も売っています。公式トップには「Wings of Strength」という枠があり、地方のNPCアマチュア大会から、オリンピア出場権がかかるプロ戦まで配信の対象です。9月29日時点では、11月7〜8日にルーマニアのブカレストで開かれる Romania Muscle Fest のPPVが販売中でした(アマチュアの初日だけなら19.99ドル)。

大会の全体像、つまりオリンピアが何を決める大会で、どんな部門があって、歴代の王者が誰なのかはミスター・オリンピアとは?で毎年変わらない部分としてまとめています。配信で観る前に部門の違いをつかんでおくと、どの映像を開けばいいかで迷いません。

2026年大会で無料だった範囲|12部門のプリジャッジと決勝に、チェックインとセミナーまで

公式の配信ページは、無料の範囲を「all 12 Olympia divisions」のプリジャッジと決勝と書いています。2025年大会の商品説明では11部門だったので、1つ増えた形です。増えたのはフィットモデルで、土曜の決勝で「初代フィットモデル・オリンピア王者の紹介」が組まれていました。

部門の審査だけではありません。公式ページの記載どおりに挙げると、選手のチェックイン、記者会見、2日間のアマチュア・オリンピアの全編、日曜のチャンピオン・セミナー、金曜と土曜の決勝前30分のプレショーまでが含まれていました。

番組現地時間(ラスベガス)日本時間
アマチュア・オリンピア9月22日(火)・23日(水)8:009月23日(水)・24日(木)0:00
公式チェックイン9月23日(水)18:309月24日(木)10:30
記者会見9月24日(木)12:009月25日(金)4:00
金曜プリジャッジ(212・クラシックほか)9月25日(金)9:309月26日(土)1:30
金曜決勝(212・クラシックほか)9月25日(金)18:209月26日(土)10:20
土曜プリジャッジ(メンズフィジーク・ビキニほか)9月26日(土)9:309月27日(日)1:30
土曜決勝(ミスター・オリンピアほか)9月26日(土)19:159月27日(日)11:15
チャンピオン・セミナー9月27日(日)11:00ごろ9月28日(月)3:00ごろ

日本時間は、夏時間のラスベガスとの時差16時間で換算しました。金曜と土曜の決勝は、公式ページに「NEW START TIME」「NEW TIME」と書かれていて、当初の予定(日本時間の午前10時と11時)より、金曜は20分、土曜は15分後ろへずれています。開幕前に日本時間を調べた人は、そのぶん早く画面の前に座っていたことになります。

無料になった経緯は、海外メディアの Generation Iron が9月9日に伝えています。オリンピアのCEOダン・ソロモン氏が、オーナーのジェイク・ウッド氏と相談して決めたもので、発言は「今年はもうペイ・パー・ビューではない。生中継を無料で流す」。国内では FITPEAK が9月23日の記事で、2025年はPPVで74.99ドルだったことと、視聴に登録が要ることを報じました。

日本からの登録と視聴の手順|アカウントを作ってサインインするだけ

日本から観られないのでは、と心配する人がいますが、無料化を伝えた Generation Iron は「世界中で無料」と書いていて、公式ページにも地域の制限は案内されていません。流れは次のとおりです。

  1. ブラウザで olympiaproductions.com を開き、「Register Free」か「Start Watching」を押す
  2. メールアドレスとパスワードでアカウントを作る
  3. 右上の「Sign in」からログインし、「2026 Olympia」の枠に並ぶ番組を開く
  4. テレビやスマホで観るなら、同じアカウントでアプリにサインインする

有料の商品を買った場合は、サインイン後に Account settings の Transactions から観る、と公式トップに書かれています。過去に買った大会を探すときも同じ場所です。

観る場所公式が挙げている対応
パソコンブラウザで公式サイト(Chrome 71以降、Safari 13以降、Firefox 78以降、Edge 88以降)
スマホ・タブレットiPhone・iPad用アプリ、Android 5.0以降用アプリ
テレビApple TV(第4世代以降)、Roku、Android TV、Fire TV、Chromecast

アプリは日本の App Store と Google Play にも「OlympiaTV」の名前で出ていて、どちらも無料で入れられます。Fire TV だけは、公式サイトのリンク先が米国のAmazonの商品ページでした。日本のFire TVで入るかは今回確かめられなかったので、テレビの大画面で観たいなら、スマホからのキャスト(Chromecast)か、パソコンをHDMIでつなぐほうが確実です。

日本語には対応していません。画面の表示は英語で、各番組の説明には「Only in English - Somente em Inglês」の注記が付いています。実況の別版があるのはブラジル向けのポルトガル語だけでした。とはいえ、ボディビルの審査は言葉が分からなくても追えます。選手が並び、規定ポーズを順にとり、審査員が呼び出す顔ぶれを入れ替えていく。それぞれのポーズが体のどこを見せる型なのかを規定ポーズ7種の図解で先に見ておくと、英語の実況が分からなくても何が比べられているかは画面から読めます。

お金を払う場面では、表示通貨にも注意が要ります。2023〜2025年大会のアーカイブはドルで表示されていましたが、2020年大会の商品だけは日本からのアクセスで「¥4,128」と円で出ました。理由は書かれていません。ドル表示の商品は、カード会社の為替レートと海外事務手数料が乗るので、請求額は表示価格をその日のレートで割り戻した額とぴったりには合わない前提で見ておくのが安全です。

過去大会のアーカイブは1大会ずつ買う|2023〜2025年版は39.99ドル

公式トップの「Revisit Past Olympias」には、2020年から2025年までの大会が購入リンクつきで並んでいます。年によって中身の区切り方が違うのが要注意で、アマチュア・オリンピアが含まれるかどうかが途中で変わっています。

大会価格(2026年9月29日確認)アマチュア・オリンピア
2025年(ラスベガス)39.99ドル・15本込み
2024年(ラスベガス、10月8〜13日)39.99ドル込み
2023年(オーランド、10月31日〜11月5日)39.99ドル込み
2022年(ラスベガス、12月15〜18日)34.99ドル別売り
2021年・2020年2021年は未確認、2020年は¥4,128(円表示)別売り

2025年版のプレミアム・パッケージは15本で、11部門のプリジャッジと決勝(バックステージの映像を含む)に、チェックイン、記者会見、2日間のアマチュア、日曜のセミナーまで入っています。商品説明には「公式PPVのすべての部分が入っていて、何度でも観返せる」とあり、ライブで売っていたものをそのまま録画で売り直している形です。

2022年以前を買うときは、アマチュアが入っていないことを確かめてから。2022年・2021年・2020年はアマチュア・オリンピアの録画が別の商品になっていて、プロの部だけのパッケージを買ってもアマチュアは観られません。

記者会見やエキスポだけでいいなら、買わなくても済むことがあります。「Fan Channel」は無料で開放された枠で、2025年大会のチェックイン(2時間12分)や記者会見(2時間19分)も入っていました。

「無料で観られた」はどこまでか|登録してから迷う4つの落とし穴

大会が終わった今、「オリンピアTV」で検索する人のほとんどは、観そびれた部門を後から観たい人のはずです。ところが「2026年は無料」という見出しだけが先に広まったので、無料の範囲をめぐって迷う場面が出てきます。迷う順に並べます。

ライブが無料だったことと、録画がずっと無料であることは別の話

9月29日の時点で、2026年大会の配信ページには16本の映像が再生時間つきで並んでいます。金曜のプリジャッジが6時間50分、金曜の決勝が5時間10分、土曜の決勝が4時間32分、日曜のセミナーが1時間57分といった具合です。購入用の一覧(Browse)には2026年大会の商品は無く、売られているのは2025年版とルーマニアの大会だけでした。

ただ、この16本がいつまで無料で観られるのかは、公式ページのどこにも書かれていません。無料化を報じた Generation Iron も FITPEAK も、録画の扱いには触れていません。過去の年は、ライブが終わると同じ内容が39.99ドルのVODとして売られてきました。2026年も同じ形になるかは分かりませんが、なった場合に困らないよう、観たい部門は早めに観ておくのが確実です。

212ポンドクラスを観返すなら、開くのは「Fri Morn Prejudging」と「Fri Finals」の2本です。横川尚隆選手の7位がどう決まっていったのかは、朝のプリジャッジでどの比較に呼ばれたかと、夜の決勝でどの組に入ったかの両方に出ます。順位の意味と来年の出場枠の話は横川尚隆とは?オリンピア212で初出場7位が扱っています。優勝したキーオン・ピアソン選手がなぜ上に立ち続けるのかは、キーオン・ピアソンの経歴と勝ち筋を読んでから決勝の映像を観ると、ポーズごとの差が見えてきます。

YouTubeの同時視聴は公式の映像ではない

YouTubeで「オリンピア ライブ」と検索すると、大会の時間帯に合わせた同時視聴の配信がいくつも出てきます。これは配信者が公式の中継を観ながら話す番組で、OlympiaTVの映像ではありません。公式トップにも2026年の配信ページにも、YouTubeで中継するという案内は1行もありませんでした。ステージの映像を観たいなら、入口はOlympiaTVのサイトかアプリだけです。

公式サイトの中でも日付が割れている

2026年のライブをまとめた「2026 Olympia Livestream」のページは、プロの決勝を「Sept 24-25」と書いています。一方、配信ページと公式トップは「Sept 25-26」で、実際に決勝があったのは25日(金)と26日(土)でした。日付で映像を探すと1日ずれることがあるので、番組名の曜日(Fri・Sat)で探すほうが確実です。

アプリが古いiPhoneでは入らない可能性がある

公式サイトの対応表はiPhone・iPadを「iOS 12.0以降」と書いていますが、App Store に出ている現行のアプリは iOS 16.6 以降が条件でした。古い端末でアプリが入らなかったときは、端末の故障ではありません。その場合はブラウザで公式サイトを開けば観られます。

迷う場面実際のところ(2026年9月29日確認)
2026年の録画は無料のまま?今は配信ページに並んでいるが、期限の記載は無い
YouTubeの中継は公式?公式ではない。公式の入口はサイトとアプリだけ
決勝は何日?25日(金)と26日(土)。「24-25」と書くページもある
アプリが入らない現行版はiOS 16.6以降。ブラウザなら観られる

次に配信で観られる大会|秋はルーマニア、春のアーノルドは告知待ち

オリンピアが終わっても、OlympiaTVの販売は止まりません。直近では11月7〜8日のルーマニア・マッスルフェストがPPVで売られていて、初日がNPCのアマチュア、2日目がIFBBプロの部です。オリンピアの出場権がかかる予選なので、来年のオリンピアに誰が出てくるかを早めに追いたい人には、ここが最初の手がかりになります。

翌春の大舞台はアーノルド・クラシックで、2027年は3月4〜7日にオハイオ州コロンバスで開かれます。ただ、9月29日時点のOlympiaTVの販売一覧にアーノルドの名前はなく、ここで配信されるとは限りません。2027年大会の配信の案内がまだ公式に出ていないこと、3月上旬は時差が14時間になることはアーノルド・クラシック2027の日程と日本時間に書いてあります。日程とチケットが先に出て、配信の告知は後から来るという順番なので、年明けからは両方の公式サイトを見ておくことになります。

まとめ

  • OlympiaTVはオリンピアの公式配信。月額なし・登録無料で、映像は大会ごとに買う
  • 2026年大会はライブが登録だけで無料。前年は74.99ドルのPPVだった
  • 2023〜2025年大会のアーカイブは各39.99ドル。2022年以前はアマチュアが別売り
  • 日本語の画面と実況は無い。アプリは日本のストアから無料で入る
  • 2026年の録画は今は配信ページに並んでいるが、いつまで無料かは書かれていない

これから何かするなら、順番は1つです。まずアカウントを作ってサインインし、2026年の配信ページで観たい部門の映像が開けるかを確かめてください。開けるうちに観ておけば、後から有料になっても困りません。212なら金曜の朝と夜の2本、本家のミスター・オリンピアなら土曜の決勝です。映像を開いてから「審査員は何を比べているのか」で止まったら、ボディビル大会の見方・楽しみ方入門に採点の4つの観点がまとめてあり、プリジャッジの長い映像がどこで順位の決まる場面なのかを見分けられるようになります。

ご注意: 料金・無料の範囲・対応端末・配信のスケジュールは、オリンピア公式サイト(olympiaproductions.com)を2026年9月29日に確認した時点の内容で、主催者の判断で予告なく変わることがあります。有料の商品はドル建てのものが多く、カード会社の為替レートと海外事務手数料によって請求額が表示価格と変わります。購入前に公式ページの価格と内容をご確認ください。

よくある質問(FAQ)

オリンピアTV(OlympiaTV)は月額いくらですか?
月額料金はありません。公式トップに「No monthly fee.」と書かれていて、登録(アカウント作成)も無料です。お金がかかるのは大会ごとの映像を買うときだけで、2025年・2024年・2023年大会のアーカイブはそれぞれ39.99ドル、2022年大会は34.99ドルで売られています(2026年9月29日確認)。2026年大会のライブ配信は、登録さえすれば無料でした。
オリンピアTVで2026年大会の見逃し配信は無料で観られますか?
2026年9月29日の時点では、2026年大会の配信ページに金曜の決勝(5時間10分)や土曜の決勝(4時間32分)など16本の映像が再生時間つきで並んでいて、購入用の一覧には2026年大会の商品がありません。ただ、この映像がいつまで無料で観られるのかは公式ページのどこにも書かれていません。2023〜2025年大会はライブのあと1大会39.99ドルの有料アーカイブとして売られているので、観たい部門があるなら早めに観ておくのが確実です。
オリンピアTVは日本語に対応していますか?
対応していません。サイトとアプリの表示は英語で、各番組には「Only in English - Somente em Inglês」の注記があります。実況の別版があるのはポルトガル語(ブラジル向け)だけです。App Store でも対応言語は英語のみですが、アプリ自体は日本の App Store と Google Play から無料で入れられます。