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トレーニングマットおすすめランキング14選【厚み・サイズ・素材で比較|マンション宅トレの床対策】

最終更新: 2026-09-24

フローリングに膝をつくと痛い、器具を置いた跡が床に残る、下の階に音が響かないか気になる。宅トレで最初につまずくのは、種目ではなく床です。ただマットは商品ごとにサイズがばらばらで、1,600円と8,800円を値札だけで比べても意味がありません。このランキングでは14商品を厚み・サイズ・素材・重量で並べ、価格は1㎡あたりに直して比較できるようにしました。なお体を預けるマットと、ダンベルやバーベルを下ろす場所を作るマットは別物です。前者は厚みと滑り止めで、後者は面積で決まります。どちらが目的かを先に決めてから読んでください。順位は「宅トレの床対策という目的にどれだけ素直に当たるか」で決め、ヨガ寄りの薄手や特大サイズは用途が分かれるため下位に置いています。

選定の軸
  • 厚み(6mm・8mm・10mm・15mm・20mm)
  • サイズ(長さ180〜200cm/幅60・80・90cm)
  • 素材(NBRかTPEか)
  • 重量(敷きっぱなしか、毎回片付けるか)
  • 1㎡あたりの価格(サイズ違いを公平に比べるため)

※各商品の評価軸は、コスパ=1㎡あたり単価から算出(参考価格は各商品の最小サイズのもの)、レビュー評価=楽天の実レビュー(★・件数)を、編集部の主観を交えず機械的に算出しています。

目的別のおすすめ早見表

こんな人におすすめ理由
プランクや腹筋ローラーで肘・膝をつく人に(最初の1枚にも)DABADA ヨガマット 10mm(180×60cm・NBR)肘のように接地面の小さい支点でも痛くならず、かつ沈み込みすぎない10mm。180×60cmという最も無難な寸法で1,980円。レビュー12,000件超で失敗例も調べやすい。
腕を広げる種目もするYUREN トレーニングマット 190×90cm 15mm幅90cmあるので、寝転んで腕を開いても手がマットから落ちない。厚み15mmで背中も痛くない。
ダンベルを床に下ろす・器具を置くYUREN ヨガマット 200×130cm 15mm(2人用・NBR)重りを下ろす場所を作る用途では、厚みより先に面積が要る。180×60cmだとバーベルは端がはみ出し、ダンベルを左右に置くと幅が足りない。200×130cmなら器具の設置面ごと覆える。ただしここで守れるのは床の傷と汗までで、器具の土台としての防振はジョイントマットや専用フロアマットの役割。
とにかく安く床を守りたいWM FITNESS ヨガマット 10mm(180×60cm)1,600円で厚み10mm。1㎡あたりで見ても14商品でいちばん安い。
立位のバランス種目が多いヨガマット 6mm TPE(183×61cm・両面滑り止め)6mmは沈み込みが少なく足元が安定する。TPEで滑りにくく、におい移りも少ない。
並べ替え:
1位

DABADA ヨガマット 10mm(180×60cm・NBR)

¥1,980 1㎡あたり約1,833円 参考価格(変動)

180×60cm・10mm・NBRという、宅トレでいちばん外しにくい仕様が1,980円。約800gと軽く、毎回巻いて片付ける使い方に向く。レビュー12,634件は14商品で最多で、2番目に多いものの3倍近くあり、判断材料に困らない。

  • 180×60cm・厚さ10mm・約800g
  • NBR(ニトリルゴム)で撥水仕様。汗を拭き取れる
  • レビュー12,634件はこのカテゴリで最多
  • NBRは表面が柔らかく、爪や器具の角で傷が付きやすい
  • 幅60cmは腕を大きく開く種目だと手がはみ出る
コスパ 1㎡あたり約1,833円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.32(12,634件)

こんな人におすすめ宅トレ用のマットを初めて買う人

2位

トレーニングマット 183×61cm 10mm(NBR・幅80cmも選べる)

¥2,280 1㎡あたり約2,043円 参考価格(変動)

183×61cmを基準に、幅80cm・厚さ15mmまで同じページで選べる。両面に滑り止め加工があり、365日の品質保証が付く。仕様を後から調整したい人に向く1枚。

  • 183×61cm・厚さ10mm(幅80cm・15mmも選択可)
  • 両面滑り止め加工のNBR製
  • 365日の品質保証
  • ロットによって寸法に±2cmの誤差が出る
  • 厚さ15mmや幅80cmを選ぶと価格は上がる
コスパ 1㎡あたり約2,043円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.53(4,014件)

こんな人におすすめサイズと厚みを自分で選びたい人

3位

ヨガマット 10mm TPE(183×61cm・抗菌防臭)

¥2,399 1㎡あたり約2,150円 参考価格(変動)

厚さ10mmでありながらTPE素材という組み合わせ。NBRのゴム臭が苦手な人の選択肢になる。抗菌防臭加工が入っていて、汗をかく種目でも扱いやすい。

  • 183×61cm・厚さ10mmのTPE製
  • 表面に抗菌防臭加工
  • ノンホルムアミドを試験で確認済み
  • 約1.9kgと同サイズのNBR製より重い
  • TPEはNBRよりクッションが硬めに感じる
コスパ 1㎡あたり約2,150円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.67(61件)

こんな人におすすめゴム臭が苦手な人

4位

YUREN トレーニングマット 190×90cm 15mm(NBR)

¥4,331 1㎡あたり約2,533円 参考価格(変動)

幅90cmは14商品でも上位の広さで、寝転んで腕を開いても手が床に落ちない。厚さ15mmで背中や尾てい骨も痛くならない。ただしメーカー自身がヨガのバランス練習には勧めていない点は正直な情報。

  • 190×90cm・厚さ15mm・約1.6kg
  • ハニカム発泡技術で弾力を持たせたNBR
  • 床への防音・防振を用途として明記
  • 柔らかいのでバランス系のポーズには向かない(メーカーも非推奨)
  • 幅90cmは巻いても太く、収納場所を取る
コスパ 1㎡あたり約2,533円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.53(1,378件)

こんな人におすすめ床に寝る種目が多い人

5位

WeMe ヨガマット TPE 8mm(183×61cm・折りたたみ)

¥2,550 1㎡あたり約2,285円 参考価格(変動)

183×61cmで、6mmと8mmから選べる。この1枚を選ぶ理由は厚みより折りたたみ式であることで、丸めないぶん巻きぐせが付かず、収納時は30×30×9.5cmに収まる。厚みは標準の10mmより一段薄い8mmなので、10mmに体を乗せて沈む感じが気になった人の受け皿になる。厚みで迷っているだけなら、まず1位の10mmから試すほうが外さない。

  • 183×61cm・厚さ8mm・約950g
  • 6mmと8mmの2種類から選べる
  • 折りたたみ式。収納時30×30×9.5cm
  • 折り目の跡が残る
  • 8mmは6mmと10mmの中間で、どっちつかずに感じる人もいる
  • 8mmを選ぶと価格は上がる(表示の2,550円は選択式出品の下限)
コスパ 1㎡あたり約2,285円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.58(435件)

こんな人におすすめ丸めずに畳んで片付けたい人

6位
コスパNo.1

WM FITNESS ヨガマット 10mm(180×60cm・NBR)

¥1,600 1㎡あたり約1,482円 参考価格(変動)

180×60cm・10mmで1,600円。1㎡あたりに直すと1,481円で、14商品でいちばん安い。まず床を守りたいだけならこれで足りる。180×80cmや190×90cm、15mm厚も同じページから選べる。

  • 180×60cm・厚さ10mm・約1.2kg
  • 滑りにくさの説明は「汗で滑る心配がありません」まで
  • 6サイズから選べる
  • 保証は到着後30日の初期不良のみ
  • サイズを上げると価格が大きく変わる
コスパ 1㎡あたり約1,482円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.19(1,773件)

こんな人におすすめ予算を最優先したい人

7位

YUREN ヨガマット 20mm(195×61cm・NBR)

¥3,931 1㎡あたり約3,303円 参考価格(変動)

厚さ20mmは14商品で最厚。膝立ちや仰向けでの負担がいちばん小さく、床への振動も抑えやすい。反面、立って行う種目では足元が沈むので、用途がはっきり分かれる1枚。

  • 195×61cm・厚さ20mm・約950g
  • 14商品でもっとも厚い
  • 水洗いできる
  • 20mmは沈み込むので立位種目では足元が不安定になる
  • 厚いぶん巻いたときの直径が大きい
コスパ 1㎡あたり約3,303円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.64(134件)

こんな人におすすめ膝や背中が痛くて続かない人

8位

uFit Training Mat(200×90cm・10mm/15mm)

¥6,480 1㎡あたり約3,600円 参考価格(変動)

200×90cmは14商品で2番目に広い。厚さも10mmと15mmから選べ、防水仕様。1㎡あたりで見ると割高だが、動き回る種目でマットからはみ出さない安心感が価格の中身。

  • 200×90cmの大判。厚さは10mm/15mm
  • 防水仕様
  • レビュー437件
  • 6,480円と14商品で3番目に高い
  • 200×90cmは畳んでも大きく、収納場所が要る
  • 厚さ15mmを選ぶと価格は上がる(表示の6,480円は選択式出品の下限)
コスパ 1㎡あたり約3,600円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.46(437件)

こんな人におすすめ動きの大きい種目をする人

9位

ヨガマット 10mm TPE 幅広(183×80cm)

¥4,900 1㎡あたり約3,347円 参考価格(変動)

TPEで幅80cmという組み合わせは珍しい。TPEはNBRよりコシがあり、体重をかけても潰れにくい。表裏で模様の違う両面滑り止めで、床側と体側の役割を分けている。

  • 183×80cm・厚さ10mmのTPE製
  • 紋模様と波紋の両面滑り止め
  • 撥水性があり水拭きできる
  • レビュー件数が43件と少ない
  • 幅80cmは一般的な60cm用の収納ケースに入らない
コスパ 1㎡あたり約3,347円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.44(43件)

こんな人におすすめ幅広でTPEがいい人

10位

ヨガマット 6mm TPE(183×61cm・両面滑り止め)

¥2,980 1㎡あたり約2,670円 参考価格(変動)

6mmは床の硬さが伝わる代わりに、立位で足元が沈まない。バランス種目やヨガが中心ならこちらが正解になる。約850gと軽く、両面に滑り止めが入っている。保証は1年。

  • 183×61cm・厚さ6mm・約850g
  • 表裏とも滑り止め付きのTPE
  • 1年保証(返品対応は90日)
  • 6mmでは膝をつく種目で床の硬さを感じる
  • 厚手のNBR製より価格は高め
コスパ 1㎡あたり約2,670円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.52(4,332件)

こんな人におすすめ立位・バランス系の種目が中心の人

11位

PROIRON ヨガマット 6mm TPE(折りたたみ式)

¥2,380 1㎡あたり約2,133円 参考価格(変動)

丸めるのではなく折りたたむ方式で、折り目が体の左右を揃えるガイドにもなる。約800gで専用バッグ付き。持ち出して使う人には巻きぐせが付かないのが利点。

  • 183×61cm・厚さ6mm・約800gのTPE
  • 折りたたみ式で巻きぐせが付かない
  • 折り目が姿勢のガイドになる
  • 折り目の跡が残る
  • 6mmなので膝をつく種目には薄い
コスパ 1㎡あたり約2,133円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.34(160件)

こんな人におすすめジムや教室に持ち運ぶ人

12位

YogaIrie ヨガマット 6mm TPE(SGS認証素材)

¥2,980 1㎡あたり約2,670円 参考価格(変動)

SGS認証を受けたTPEを使い、高密度の発泡でコシを出している。6mmでも底付きしにくいのはこの密度による。素材の出どころを気にする人向け。

  • 183×61cm・厚さ6mmのTPE製
  • SGS認証のTPE素材
  • 高密度の発泡でコシがある
  • 6mmは床の硬さが伝わる
  • レビュー件数は87件と多くない
コスパ 1㎡あたり約2,670円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.39(87件)

こんな人におすすめ素材の安全性を確認したい人

13位

YUREN ヨガマット 200×130cm 15mm(2人用・NBR)

¥8,790 1㎡あたり約3,381円 参考価格(変動)

200×130cmは14商品で最大。2人で並べる用途のほか、ダンベルやベンチの下に敷いて床の傷を守る使い方ができる。ただし器具の土台としての防振まで期待する道具ではなく、そこはジョイントマットや専用フロアマットと役割が分かれる。敷きっぱなしにできる部屋がある人向け。

  • 200×130cm・厚さ15mm・約2.2kg
  • 器具の下に敷いて床の傷を守れる(防振はジョイントマットの役割)
  • 1㎡あたりでは割安ではなく、払うのは広さそのもの
  • 8,790円と14商品で2番目に高い
  • 床面積を大きく占有し、敷きっぱなしが前提になる
コスパ 1㎡あたり約3,381円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.46(384件)

こんな人におすすめ器具を置くスペースごと保護したい人

14位

スリア HDエコマットプラス 6mm(TPE)

¥8,800 1㎡あたり約7,885円 参考価格(変動)

ヨガ専門ブランドの定番。発泡率にこだわった高密度のオリジナルフォームで、6mmでもクッション性がある。ただし183×61cmという標準的な寸法で8,800円なので、1㎡あたりに直すと約7,885円。14商品でもっとも高く、2番目に高いものの2倍以上になる。ヨガが主目的でこのブランドを指名する人向けで、宅トレの床対策として選ぶ理由は薄い。

  • 183×61cm・厚さ6mm・約0.9kg
  • ヨガ専門ブランド スリアの定番モデル
  • 高密度のオリジナルフォームを使ったTPE
  • 1㎡あたり約7,885円は14商品でもっとも割高で、2番目に高いものの2倍以上
  • 8,800円と14商品で最も高い
コスパ 1㎡あたり約7,885円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.58(269件)

こんな人におすすめヨガが主目的でブランドを選びたい人

全14商品をまとめて比較する
順位 商品名 参考価格 コスパ レビュー評価
1位 DABADA ヨガマット 10mm(180×60cm・NBR) ¥1,980 ★★★★★ ★4.32(12,634件)
2位 トレーニングマット 183×61cm 10mm(NBR・幅80cmも選べる) ¥2,280 ★★★★ ★4.53(4,014件)
3位 ヨガマット 10mm TPE(183×61cm・抗菌防臭) ¥2,399 ★★★★ ★4.67(61件)
4位 YUREN トレーニングマット 190×90cm 15mm(NBR) ¥4,331 ★★★ ★4.53(1,378件)
5位 WeMe ヨガマット TPE 8mm(183×61cm・折りたたみ) ¥2,550 ★★★ ★4.58(435件)
6位 WM FITNESS ヨガマット 10mm(180×60cm・NBR) ¥1,600 ★★★★★ ★4.19(1,773件)
7位 YUREN ヨガマット 20mm(195×61cm・NBR) ¥3,931 ★★ ★4.64(134件)
8位 uFit Training Mat(200×90cm・10mm/15mm) ¥6,480 ★ ★4.46(437件)
9位 ヨガマット 10mm TPE 幅広(183×80cm) ¥4,900 ★★ ★4.44(43件)
10位 ヨガマット 6mm TPE(183×61cm・両面滑り止め) ¥2,980 ★★★ ★4.52(4,332件)
11位 PROIRON ヨガマット 6mm TPE(折りたたみ式) ¥2,380 ★★★★ ★4.34(160件)
12位 YogaIrie ヨガマット 6mm TPE(SGS認証素材) ¥2,980 ★★★ ★4.39(87件)
13位 YUREN ヨガマット 200×130cm 15mm(2人用・NBR) ¥8,790 ★★ ★4.46(384件)
14位 スリア HDエコマットプラス 6mm(TPE) ¥8,800 ★ ★4.58(269件)

失敗しない選び方

厚みは「床に何をつけるか」で決まる
マットの厚みは6mm・8mm・10mm・15mm・20mmに分かれます(8mmは今回の14点では5位の1点だけです)。ここは好みではなく、種目で決まります。床に膝や背中、尾てい骨をつける種目(腹筋ローラー、プランク、ヒップリフト、ストレッチ)が多いなら10mm以上が必要で、6mmだとフローリングの硬さがそのまま骨に当たります。なかでもプランクは肘で体を支えるので、接地面が小さいぶん一点に体重が集まり、薄いマットではここがいちばん先に痛くなります。ただしプランクは厚ければ良い種目でもありません。肘とつま先の4点で支える姿勢なので、20mmのように沈むマットだと支点が沈み込んで体を一直線に保ちにくくなります。肘が痛くならず、なおかつ沈みすぎない範囲が10mm前後です。10mmに乗ってみて沈む感じが気になったなら、一段薄い8mmが受け皿になります。逆に立って行う種目やバランスを取る動き(片足立ち、ランジ、ヨガのポーズ)が中心なら6mmが正解です。厚いマットは足を置いたときに沈むので、足首から下の安定が失われます。今回のラインナップでも、15mmのYURENは商品ページ自身が「ヨガの練習者にこのマットを勧めません。柔らかいのでバランスの練習中に怪我をする可能性があります。」と書いています。厚ければ良いという商品ではない、とメーカーが書いているのは珍しく、正直な情報です。宅トレの床対策という目的なら10mmが最も外しにくい厚みです。
体を預けるマットと、重りを置くマットは別物
ここまでは体を床に預ける前提で書きましたが、宅トレのマットにはもう一つ役割があります。ダンベルやバーベルを下ろす場所を作ることです。求めるものが違うので、同じ1枚で兼ねようとすると両方が中途半端になります。先に線を引いておくと、器具の土台としての防振はジョイントマットや専用フロアマットの仕事で、ヨガマットが担えるのは床の傷と汗の保護、それに軽い振動の軽減までです。「マンションで使える筋トレ器具の選び方」が「器具の土台としてではなく、床でやる自重種目用と割り切るのが正解です」と書いているのと同じ線で、このページもそこから先は勧めません。まず重りを扱うとき、自分の足元にマットを敷かないでください。厚いマットの上に立つと足が沈み、左右に傾きます。デッドリフトやスクワットのように床を押して立つ種目では、この沈みがそのまま姿勢の崩れになります。敷くのは足元ではなく、重りが着地する場所です。次にサイズです。標準の180×60cmは体1人ぶんの寸法なので、バーベルのシャフトは端がはみ出しますし、ダンベルを左右に置くと幅が足りません。器具の下に敷く目的なら厚みより先に面積で選ぶことになり、今回のラインナップでは200×90cmの8位と200×130cmの13位がこの用途に当たります。最後に、ヨガマットの表面は体が当たっても痛くないように柔らかく作られているので、器具の脚や角は食い込んで跡が残ります。重い器具を置きっぱなしにするなら、マットの上にさらに板やジョイントマットを重ねて荷重を散らすほうが長持ちします。
NBRとTPEは、においとコシで性格が変わる
厚手マットの素材はほぼNBR(ニトリルゴム)かTPE(熱可塑性エラストマー)のどちらかです。NBRは同じ厚みなら軽く、クッションが柔らかく、価格も安いのが特徴で、今回の10mm以上のうち素材が商品ページで確認できる8枚でも6枚がNBRです。弱点はゴム特有のにおいで、開封直後はしばらく残ります。TPEは分子密度が高くコシがあり、においが出にくく、リサイクルできる素材です。同じ10mmで比べると、今回のTPE製(183×61cmで約1.9kg、幅80cmは約2kg)はNBR製(約800g〜1.2kg)の倍近い重さで、これは密度の差がそのまま出ています。ただしTPEが重くなるのは厚手の話で、6mmや8mmのTPEは約800g〜950g(5位・10位・11位・14位)と、10mmのNBRと変わりません。なので重さで分けるなら、10mm以上の厚手どうしなら、毎回巻いて片付けるのはNBR、敷きっぱなしにするのはTPEです。薄手でよければTPEでも軽く、持ち運ぶ前提の11位がまさにそれです。においが気になる人、部屋にマットを出しておく人はTPEを選んでください。
【見落としやすい】幅60cmは、腕を広げると手が落ちる
サイズで語られるのはたいてい長さですが、宅トレで効いてくるのは幅です。標準的な幅は60cm前後で、これはヨガのポーズを想定した寸法です。ところが仰向けで腕を横に開く動き(ダンベルフライ、胸のストレッチ、デッドバグ)をすると、手のひらがマットから落ちてフローリングに直接当たります。今回のラインナップで、はじめから幅80cm以上なのは4枚です(幅広TPEの80cm、YURENとuFitの90cm、2人用の130cm)。このほかに、同じ商品ページで幅80cmや90cmを選べるものが2位と6位の2枚あります。床に寝る種目が多いなら幅80cm以上を選んでおくと、後から買い直さずに済みます。長さの目安は身長+10cmで、身長170cmなら180cm、180cmなら190〜200cmです。頭か足がはみ出す長さだと、寝転ぶたびに位置を直すことになります。
【正直に】「防音」と書いてあっても、数値を出している商品は1つも無かった
マンションでの宅トレを考えると、いちばん知りたいのは防音効果です。ところが今回調べた14商品のうち、床衝撃音の低減量を数値(dBやΔL等級)で示している商品は1つもありませんでした。「防音」「防振」「騒音対策」という言葉自体は商品ページにも出てきますが、根拠となる測定値は書かれていません。つまりマットの商品ページからは、どれがどれだけ静かかを比べる材料が得られないのが実情です。物理的には、床に伝わる振動はマットの厚み・密度・面積で決まるので、厚く・重く・広いほうが有利という原則は成り立ちます。今回のラインナップで言えば、15mm以上でかつ面積の大きいもの(YURENの190×90cmや200×130cm)が理屈のうえでは有利です。ただしダンベルを落とす、飛び跳ねるといった衝撃は、マット1枚では吸収しきれません。器具を使うなら、マットに加えて器具の下に別の緩衝材を重ねるか、そもそも落とさない運用にするほうが確実です。
値札で選ぶと「小さいほど安い」しか分からない
マットの値札は1,600円から8,800円まで5倍以上開いています。ただし大きさが違うものを値札で比べても意味がありません。そこでこのページでは、各商品の価格を面積で割った1㎡あたりの単価で並べ替えられるようにしています。これで見ると、4,331円の190×90cmは値札では上位帯でも、面積が1.71㎡あるため1㎡あたりでは2,533円で、14商品のうち安いほうから7番目に収まります。反対に8,790円の200×130cmは、2.6㎡で割っても14商品中12番目で、面積あたりの割安さはありません。値札の高い安いと面積あたりの高い安いは別物なので、必要なサイズを先に決めてから、その面積での単価を見てください。なお、同じ商品ページでサイズを選べるタイプが多いため、表示している参考価格は各商品でいちばん安い組み合わせ(最小サイズ・いちばん薄い厚み)のものです。幅や厚みを上げると価格は上がります。

よくある質問

厚みは何mmを選べばいいですか?
床に膝や背中をつける種目が多いなら10mm以上、立って行う種目やバランス系が中心なら6mmです。厚いマットは足元が沈むので、立位の安定は下がります。プランクのように肘で支える種目は、薄いと肘が痛く、厚すぎると支点が沈んで一直線を保ちにくいので10mm前後に収まります。宅トレの床対策という目的なら10mmが最も外しにくい厚みです。
NBRとTPEはどちらがいいですか?
10mm以上の厚手なら、毎回巻いて片付けるのはNBR、敷きっぱなしにするのはTPEです。NBRは軽くて安く、クッションが柔らかい代わりに開封直後はゴム臭が残ります。TPEは密度が高くコシがあり、においが出にくい代わりに、同じ10mmならNBRの倍近い重さ(約1.9kg)になります。ただし6mmや8mmの薄手のTPEは約800g〜950gで、10mmのNBRと重さは変わりません。持ち運ぶ前提で薄手でよいなら、TPEも候補に入ります。
幅は60cmで足りますか?
床に寝る種目をするなら足りないことがあります。仰向けで腕を横に開くと、手のひらがマットから落ちてフローリングに当たります。ダンベルフライやデッドバグのような種目をするなら幅80cm以上を選んでください。
マットを敷けば下の階に音は響きませんか?
軽減はできますが、なくなるとは言えません。今回調べた14商品のうち、床衝撃音の低減量を数値で示している商品は1つもありませんでした。厚く・重く・広いほど有利という原則はありますが、ダンベルを落とす、飛び跳ねるといった衝撃はマット1枚では吸収しきれないので、器具の下に緩衝材を重ねるか、落とさない運用にしてください。
長さはどのくらい必要ですか?
身長プラス10cmが目安です。身長170cmなら180cm、180cmなら190〜200cmを選ぶと、寝転んだときに頭も足もはみ出しません。長さが足りないと、種目のたびに体の位置を直すことになります。
器具の下に敷いても大丈夫ですか?
床の傷や汗から守る目的なら有効です。ただし器具の土台としての防振はジョイントマットや専用フロアマットの仕事で、ヨガマットが担えるのは軽い振動の軽減までです。またヨガマットは表面が柔らかいので、器具の脚や角が食い込んで跡が残ります。ダンベルラックやベンチのような重い器具を置くなら、面積の大きいものを選んだうえで、マットの上に板やジョイントマットを重ねて荷重を散らすと持ちます。なお重りを扱うときは、自分の足元にマットを敷かないでください。厚いマットの上に立つと足が沈んで姿勢が崩れます。敷くのは足元ではなく、重りが着地する場所です。

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