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心拍センサーおすすめランキング14選【胸ベルト式とアームバンド式・電池持ち・ANT+対応で比較|ゾーン2の強度を外さない】

最終更新: 2026-08-28

ゾーン2で走っているつもりなのに時計の心拍だけが跳ね上がる、インターバルの1本目で数字の反応が遅れて狙った強度に入っているのか分からない。腕時計の光学式センサーが苦手にしているのがこういう場面で、心拍で強度を決めたい人ほど、時計とは別のセンサーを足すことになります。このランキングでは胸に巻くベルト式7点とアームバンド式7点の計14点を、装着方式・電池の持ち方・接続規格・防水等級・対応サイズ・重量で並べ直しました。腕時計型は1台も入れていません。価格は3,980円から17,600円まで4.4倍の開きがありますが、高いほど数字が正しいという単純な話ではなく、そもそも測り方が違います。並び順は、仕様が商品ページで数値まで開示されていて、つなぐ相手を選ばず、レビューの母数がある商品を上に置きました。心拍で強度を決める考え方は「ゾーン2トレーニング」に、表示された数値の読み方は「心拍数の見方」にまとめてあります。

選定の軸
  • 胸に巻くベルト式か、腕に巻くアームバンド式か。測り方そのものが違うので、ここが最初の分かれ道になる
  • 電池の持ち方。交換式のコイン電池と充電式では、公称されている時間の意味が違う
  • Bluetoothだけか、ANT+にも対応するか。同時に何台までつなげるか
  • 防水等級。汗をかき続ける前提の道具なので、等級の記載があるかどうかも見る
  • 対応サイズ。胸ベルトは胸囲、アームバンドは腕周りで合わせる
  • 本体重量。着けたまま動くので参考値として並べた

※各商品の評価軸は、コスパ=本体価格をランキング内で相対比較(内容量のように単価へ直せる数値が無いカテゴリなので、1台あたりの価格をそのまま並べている)、レビュー評価=楽天の実レビュー(★・件数)を、編集部の主観を交えず機械的に算出しています。

目的別のおすすめ早見表

こんな人におすすめ理由
はじめての1本に(3,000〜5,000円台)COOSPO H6 心拍センサー(胸ベルト式)3,980円は14点で最も安い。この価格でBluetooth 4.0とANT+の両方に対応し、IP67の防水も付くので、つなぐ相手を後から変えても使い回せる。
ゾーン2を毎回きっちり測りたいPOLAR H10 N 心拍センサー(胸ベルト式・心電式)胸の電位を読む心電式で、電池は最大400時間。Bluetoothは同時2台まで受けられるので、時計とアプリの両方に同じ数値を流したまま走れる。
胸ベルトが苦しい・跡が気になる人にiGPSPORT HR70 心拍計アームバンド上腕に巻く13.3gのアームバンド式で、締め付けが胸まわりに来ない。IPX7とANT+まで入って7,220円。
大会本番で落としたくないPOLAR Verity Sense 光学式心拍センサー(アームバンド式)本体メモリに600時間ぶんを単体記録できるので、時計との接続が切れている間の心拍も残る。WR50で、Bluetoothは同時2台まで。
並べ替え:
1

iGPSPORT HR70 心拍計アームバンド

¥7,220 参考価格(変動)

1回の充電で65時間は、今回の充電式7点でいちばん長い。次に長いCOROSの38時間と比べても1.7倍あり、週5時間使う人なら3か月に1回の充電で回る計算になります。本体13.3gにIPX7とANT+まで入って7,220円という配分なので、胸ベルトは着けたくないが、つなぐ相手も選びたくないという条件がひととおり埋まります。

  • 充電1回で65時間。充電式7点で最長
  • 本体13.3g・IPX7・Bluetooth 5.0とANT+に対応
  • 楽天レビュー★4.75(8件)で7,220円
  • 充電式なので、電池交換で寿命を延ばす使い方はできない。
コスパ 参考価格 ¥7,220
レビュー評価 楽天レビュー ★4.75(8件)

こんな人におすすめ胸ベルトを避けたいが、機器の対応規格でも困りたくない人

2

POLAR H10 N 心拍センサー(胸ベルト式・心電式)

¥16,500 参考価格(変動)

胸の電位を読む心電式で、研究用途にも使われてきた定番です。Bluetoothを同時2台受けながらANT+とGymLink 5kHzにも対応するのは今回の14点でこの1点だけで、時計に流しつつジムのマシン側でも表示させる、といった使い方ができます。ストラップはXS-Sの58cmから用意があり、体格で選べないという問題も起きにくい構成です。

  • 心電式。電池は最大400時間で交換できる
  • Bluetooth同時2台・ANT+・GymLink 5kHzの3系統に対応
  • ストラップは58〜71cmと67〜95cmの2サイズ展開
  • 16,500円と価格が高い。
コスパ 参考価格 ¥16,500
レビュー評価 楽天レビュー ★4.5(2件)

こんな人におすすめゾーン2やインターバルの強度を毎回同じ条件で測りたい人

3
コスパNo.1

COOSPO H6 心拍センサー(胸ベルト式)

¥3,980 参考価格(変動)

3,980円は14点で最も安く、最高値のPOLAR Verity Senseの4分の1以下です。それでいてBluetooth 4.0とANT+の両方を受け、IP67の防水も付きます。電池寿命は時間ではなく約10か月という書き方なので、ほかの商品の何百時間という数字とはそのまま比べられません。★4.71が7件付いています。

  • 3,980円は14点で最安
  • Bluetooth 4.0とANT+の両対応、IP67
  • 電池寿命は約10か月とされている
  • 本体とベルト込みで約55gと、胸ベルト式のなかでは軽くはない。
コスパ 参考価格 ¥3,980
レビュー評価 楽天レビュー ★4.71(7件)

こんな人におすすめまず胸ベルト式を試して、自分に合うか確かめたい人

4

COROS ハートレートモニター(アームバンド式)

¥10,890 参考価格(変動)

レビュー18件は14点で最多で、平均も4.78と下がっていません。上腕に着けるマルチチャンネル光学式で、連続約38時間、待機なら約80日。腕に通すと自動で装着を検知するのでボタン操作がいらず、走り出す前の手順がひとつ減ります。接続はBluetoothだけなので、ANT+でしか受けない機器と組ませる予定があるなら候補から外れます。

  • レビュー★4.78(18件)は14点で最多
  • 連続約38時間、待機約80日。自動装着検知
  • 本体19gの上腕用アームバンド
  • Bluetoothのみの対応で、ANT+の機器にはつながらない。
コスパ 参考価格 ¥10,890
レビュー評価 楽天レビュー ★4.78(18件)

こんな人におすすめスマホやアプリで完結させたい人

5
コスパNo.1

iGPSPORT HR50 心拍センサー(胸ベルト式)

¥4,050 参考価格(変動)

厚さ10.1mmと薄く、胸ベルト式のなかでは着けている感覚が出にくい部類です。ストラップは65〜95cmで調整でき、適応胸囲は65〜120cmまで見ています。4,050円でANT+にも対応するので、サイコンと組ませる最初の1本として値段が通ります。防水は等級ではなく、本体とベルトの接続部を耐汗構造にしたという説明にとどまります。

  • 厚さ10.1mmの薄型ボディ
  • ストラップ65〜95cm、適応胸囲65〜120cm
  • 4,050円でBluetooth 4.0とANT+に対応
  • 防水等級の記載がなく、汗対策の構造としか書かれていない。
コスパ 参考価格 ¥4,050
レビュー評価 楽天レビュー ★4.6(5件)

こんな人におすすめサイコンと組ませる胸ベルトを安く用意したい人

6

COOSPO HW9 心拍計アームバンド

¥5,200 参考価格(変動)

同じCOOSPOのHW807より充電1回あたりが15時間長く、35時間まで伸びています。20gの本体でHRV(心拍変動)の計測にも対応し、充電はマグネット式で端子を挿し込む手間がありません。5,200円はアームバンド式7点でいちばん安い価格です。レビューは3件と母数が小さいので、平均5.0という数字はまだ参考程度に見ておくのが妥当でしょう。

  • 充電1回で35時間。マグネット式充電
  • 20gでHRV(心拍変動)の計測に対応
  • 5,200円はアームバンド式7点で最安
  • 仕様欄に防水等級の記載がない。
コスパ 参考価格 ¥5,200
レビュー評価 楽天レビュー ★5(3件)

こんな人におすすめアームバンド式を安く試したい人

7

POLAR Verity Sense 光学式心拍センサー(アームバンド式)

¥17,600 参考価格(変動)

内蔵メモリに600時間ぶんを単体で記録できるので、時計やスマホとつながっていない間の心拍も本体側に残ります。WR50でプールでも使え、6つのLEDを使う光学式は前腕・上腕・こめかみのどこにでも装着できます。Bluetoothは同時2台。17,600円は14点で最も高く、装着位置を選べることと単体記録に価値を感じるかで判断が分かれます。

  • 内蔵メモリに600時間ぶんを単体記録
  • WR50。前腕・上腕・こめかみに装着できる
  • Bluetooth同時2台とANT+互換、本体19g
  • 17,600円とアームバンド式では最も高い部類。
コスパ 参考価格 ¥17,600
レビュー評価 楽天レビュー ★5(3件)

こんな人におすすめ接続が切れても記録を落としたくない人

8

COOSPO H808S 心拍センサー(胸ベルト式)

¥4,480 参考価格(変動)

電極が正しく肌に当たるとグリーンのランプとビープ音で知らせるので、着け方が合っているかを毎回自分で判断せずに済みます。胸ベルト式でいちばん多い失敗が装着の甘さなので、この確認手段は効きます。CR2032のコイン電池で約12か月、ストラップは65〜95cmで4,480円。★4.14は7件の平均です。

  • 装着が決まるとランプとビープ音で知らせる
  • CR2032のコイン電池で約12か月
  • ストラップ65〜95cm、Bluetooth 4.0とANT+
  • 防水等級が仕様欄に明記されていない。
コスパ 参考価格 ¥4,480
レビュー評価 楽天レビュー ★4.14(7件)

こんな人におすすめ胸ベルトの装着に自信がない人

9

Bryton Smart HR sensor(胸ベルト式)

¥5,500 参考価格(変動)

交換できるリチウム電池で最大730時間という数字は、電池の持ちが時間で公称されている10点のなかで最長です。次に長いPOLAR H10 Nの400時間と比べても1.8倍あり、週に5時間使っても2年以上は電池を替えずに回る計算になります。IPX7とANT+が付いて5,500円という価格も納得できる水準ですが、本体68gは重量が公開されている9点のなかでいちばん重く、レビュー平均も3.33と低めに出ています。

  • 電池は最大730時間で、時間で公称されている10点では最長。交換可能
  • IPX7、Bluetooth 4.0とANT+に対応
  • 本体68gは重量が分かる9点で最も重い
  • レビュー平均が3.33と、他の候補より低い。
コスパ 参考価格 ¥5,500
レビュー評価 楽天レビュー ★3.33(3件)

こんな人におすすめ電池の残量を気にせず放っておきたい人

10

COOSPO HW807 心拍計アームバンド

¥5,980 参考価格(変動)

本体に付いた5色のLEDで、いま自分がどのゾーンにいるかを腕の上で確認できます。時計やスマホの画面を見に行かなくていいので、インターバル中に視線を落とさずに済むのが実用面での違いです。IP67で5,980円。充電1回あたり20時間は、今回のアームバンド式7点でいちばん短くなります。

  • 5色のLEDで心拍ゾーンを本体側に表示
  • IP67防水、Bluetooth 5.0とANT+
  • 充電1回で20時間はアームバンド式7点で最短
  • 連続20時間と、充電式アームバンドのなかでは持ちが短い部類。
コスパ 参考価格 ¥5,980
レビュー評価 楽天レビュー ★4.67(6件)

こんな人におすすめ走りながらゾーンを腕で確認したい人

11

キャットアイ OHR-31 光学式心拍センサー(アームバンド式)

¥8,290 参考価格(変動)

本体11gは重量が公開されている9点のなかで最も軽く、次に軽いiGPSPORT HR70よりさらに2gちょっと軽い数字です。IPX7は水深1mに30分沈めても浸水しない条件で、BluetoothとANT+の両方を受けます。付属のアームバンドLが対応するのは径7〜11cmなので、腕が細い人はSが別売りである点を先に確認しておくと安心です。

  • 本体11gは重量が分かる9点で最も軽い
  • IPX7(水深1mに30分)。BluetoothとANT+に対応
  • 付属アームバンドLの対応径は7〜11cm
  • 連続使用は約24時間で、細腕向けのアームバンドSは別売り。
コスパ 参考価格 ¥8,290
レビュー評価 楽天レビュー ★4.5(2件)

こんな人におすすめ着けていることを忘れたい人

12

Wahoo TICKR FIT 心拍計アームバンド

¥12,650 参考価格(変動)

前腕と上腕のどちらにも巻ける光学式で、ラージ375mmとスモール260mmの2本のバンドが最初から付属します。着ける位置を後から変えても、バンドを買い足さずに済む構成です。USB充電で最長30時間。12,650円と価格は高めで、レビューは1件しか付いていません。商品ページに入荷予定の記載があるので、在庫は購入前に確認してください。

  • ラージ375mmとスモール260mmの2本が付属
  • 前腕と上腕のどちらにも装着できる
  • USB充電で最長30時間、BluetoothとANT+
  • 商品ページに入荷予定の記載があり、在庫状況が読みにくい。
コスパ 参考価格 ¥12,650
レビュー評価 楽天レビュー ★5(1件)

こんな人におすすめ装着位置を試しながら決めたい人

13

キャットアイ HR-12 心拍センサー(胸ベルト式)

¥6,759 参考価格(変動)

レビュー14件はCOROSに次いで多く、平均は4.0です。CC-RD500B、CC-PA500B、CC-PA400Bといったキャットアイのサイコンと組ませる前提の一本で、規格はBluetooth SMART(BLE)だけ。すでにキャットアイのサイコンを使っている人には素直な選択肢になりますが、ANT+でしか受けない機器とはつながりません。

  • レビュー14件は14点で2番目に多い
  • Bluetooth SMART(BLE)対応の低消費電流タイプ
  • キャットアイのサイコンと組ませる前提
  • 商品説明にANT+対応の記載がなく、対応モデルもキャットアイのサイコン中心。
コスパ 参考価格 ¥6,759
レビュー評価 楽天レビュー ★4(14件)

こんな人におすすめキャットアイのサイコンをすでに使っている人

14

iGPSPORT HR RUNNER 心拍センサー(胸ベルト式)

¥7,227 参考価格(変動)

上下動・接地時間・ストライドといったランニングダイナミクスまで取れる胸ベルト式で、CR2032のコイン電池で350時間。心拍だけでなく走り方の指標も残したい人向けです。本体約47gは、重量が公開されているアームバンド式5点の11〜20gと比べると存在感があり、楽天でのレビューはまだ付いていません。実績で判断できないぶん、初めての1本には選びにくい位置になります。

  • 上下動・接地時間・ストライドも計測できる
  • CR2032で350時間、ストラップ65〜95cm
  • 楽天レビューはまだ0件
  • 本体約47gと重めで、楽天でのレビューがまだ付いていない。
コスパ 参考価格 ¥7,227

こんな人におすすめ心拍に加えて走り方の指標も残したいランナー

全14商品をまとめて比較する
順位 商品名 参考価格 コスパ レビュー評価
1位 iGPSPORT HR70 心拍計アームバンド ¥7,220 ★★★ ★4.75(8件)
2位 POLAR H10 N 心拍センサー(胸ベルト式・心電式) ¥16,500 ★4.5(2件)
3位 COOSPO H6 心拍センサー(胸ベルト式) ¥3,980 ★★★★★ ★4.71(7件)
4位 COROS ハートレートモニター(アームバンド式) ¥10,890 ★★ ★4.78(18件)
5位 iGPSPORT HR50 心拍センサー(胸ベルト式) ¥4,050 ★★★★★ ★4.6(5件)
6位 COOSPO HW9 心拍計アームバンド ¥5,200 ★★★★ ★5(3件)
7位 POLAR Verity Sense 光学式心拍センサー(アームバンド式) ¥17,600 ★5(3件)
8位 COOSPO H808S 心拍センサー(胸ベルト式) ¥4,480 ★★★★ ★4.14(7件)
9位 Bryton Smart HR sensor(胸ベルト式) ¥5,500 ★★★★ ★3.33(3件)
10位 COOSPO HW807 心拍計アームバンド ¥5,980 ★★★ ★4.67(6件)
11位 キャットアイ OHR-31 光学式心拍センサー(アームバンド式) ¥8,290 ★★ ★4.5(2件)
12位 Wahoo TICKR FIT 心拍計アームバンド ¥12,650 ★★ ★5(1件)
13位 キャットアイ HR-12 心拍センサー(胸ベルト式) ¥6,759 ★★★ ★4(14件)
14位 iGPSPORT HR RUNNER 心拍センサー(胸ベルト式) ¥7,227 ★★★

失敗しない選び方

胸ベルトとアームバンド、測っているものが違う
同じ「心拍センサー」の棚に並んでいますが、この2つは方式から別物です。胸ベルト式は心臓が動くときの電位を胸で拾う方式(心電式)で、光や血流を経由しないぶん、強度が急に変わる場面でも数値の立ち上がりが速いとされています。今回のPOLAR H10 Nのように、研究用途で使われてきた製品があるのもこちらです。一方のアームバンド式は腕時計と同じ光学式ですが、手首より筋肉の厚い上腕や前腕に巻くため、手首で起きがちなずれや浮きが起きにくくなります。正確さを優先するなら胸ベルト、着け心地を優先するならアームバンドという分かれ方が現実的です。胸ベルトは締め付けや跡が気になる人がいて、そもそも着けなくなれば数字は残りません。今回の14点は胸ベルトが7点、アームバンドが7点でちょうど半々なので、まず自分がどちらを続けられるかから決めてください。
「400時間」と「30時間」は、そもそも測っている中身が違う
スペック欄で最も誤解されやすいのが電池の数字です。今回のラインナップには400時間、730時間、350時間という表記と、65時間、38時間、20時間という表記が混ざっていますが、これらは比べられる数字ではありません。前者はコイン電池やリチウム電池の交換式で、電池を替えるまでの総使用時間を指します。後者は充電式で、1回の充電あたりに動く時間です。730時間のBrytonは週に5時間使っても2年以上は電池交換なしで回りますが、65時間のiGPSPORT HR70は同じ使い方で3か月に1回、20時間のCOOSPO HW807なら1か月に1回の充電が必要になります。今回のラインナップでは、アームバンド式7点はすべて充電式で、電池の方式が分かる胸ベルト式4点はコイン電池やリチウム電池の交換式でした。さらにCOOSPO H6は約10か月、H808Sは約12か月という月数の表記で、時間には直せません。数字の大小ではなく、交換式か充電式かを先に見てください。
ANT+が要るかどうかは、つなぐ相手が決める
Bluetoothは知られていますが、ANT+はスポーツ機器で使われてきた別の無線規格です。サイクルコンピュータ、Zwiftなどの室内トレーニング環境、ジムに置かれているトレッドミルやエアロバイクには、ANT+で心拍を受けるものがあります。今回の14点のうち、ANT+に対応しているのは12点(うち1点はANT+互換の表記)で、非対応はCOROSのハートレートモニターとキャットアイのHR-12の2点でした。スマホのアプリと時計だけで完結するならBluetoothで足りますが、機器側と直接つなぐ予定があるなら、買う前にその機器の対応規格を確認してください。もうひとつ見ておきたいのが同時接続台数で、POLARのH10 NとVerity Senseは同時2台まで受けられます。時計に表示させながらアプリにも記録を流す、といった使い方をするならここが効いてきます。POLAR H10 NだけはGymLink(5kHz)にも対応していて、ジムのマシン側で心拍を表示させる用途まで届きます。
サイズと装着の甘さで、数字はいくらでもぶれる
高い機種を買っても、着け方が合っていなければ数値は安定しません。胸ベルト式はストラップの実寸で選びます。今回はCOOSPO H808S、iGPSPORT HR50、HR RUNNERが65〜95cm、POLAR H10 Nが67〜95cmのM-XXLに加えて58〜71cmのXS-Sを用意していました。胸まわりを測ってから候補を絞ると早く決まります。アームバンド式は腕周りで、キャットアイのOHR-31は付属バンドの対応径が7〜11cm、Wahoo TICKR FITはラージ375mmとスモール260mmの2本が付属します。もうひとつ、胸ベルト式で起きやすいのが装着直後に心拍が跳ねたり拾わなかったりする現象で、電極が乾いていることが原因になっている場合があります。電極部分を水で湿らせてから着けると落ち着くことが多く、COOSPO H808Sのように装着が決まったことをランプとビープ音で知らせる機種もあります。走り出す前の数十秒を確認に使うだけで、そのセッションのデータの質が変わります。
測った心拍を、どのくらいの運動量に結びつけるか
センサーを買うと数字は増えますが、どこを目指すのかが決まっていないと記録するだけで終わります。目安のひとつになるのが厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」で、成人向けの推奨事項として、強度3メッツ以上の身体活動を週23メッツ・時以上(歩行またはそれと同等以上を1日60分以上)、強度3メッツ以上の運動を週4メッツ・時以上(息が弾み汗をかく程度の運動を週60分以上)、そして筋力トレーニングを週2〜3日が挙げられています。心拍センサーが役に立つのはこのうち「息が弾み汗をかく程度」の部分で、感覚では強すぎたり弱すぎたりする強度を、同じ条件で毎回確かめられるようになります。ゾーン2のように長い時間を一定の強度で保ちたいときほど、腕時計の数値のぶれが判断を狂わせるので、センサーを足す意味が出てきます。出典: 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023(概要)」(2026年8月28日確認)

よくある質問

胸ベルト式とアームバンド式、どちらが正確ですか?
強度が急に変わる場面では胸ベルト式のほうが有利とされています。心臓の電位を直接拾う心電式で、光や血流を経由しないためです。アームバンド式は腕時計と同じ光学式ですが、手首よりも筋肉の厚い上腕や前腕に巻くので、手首で起きるずれは減ります。胸に締め付けがあると続かないという人は、アームバンド式のほうが結果的に記録が残ります。
スマートウォッチを持っていても、別に買う意味はありますか?
強度を心拍で決めたい人にはあります。手首の光学式は、握り込む・手首を曲げる・汗で浮く・冷えで末梢の血流が落ちるといった条件で誤差が出やすく、筋トレやインターバルはその条件が重なります。時計は日をまたいだ傾向を見る道具、センサーはそのセッションの強度を見る道具、と役割を分けると両方が生きます。多くの時計はBluetoothで外部センサーの値を受けられます。
ANT+に対応していないと困りますか?
つなぐ相手によります。スマホのアプリや時計だけで完結するならBluetoothで足ります。サイクルコンピュータ、Zwiftのような室内トレーニング環境、ジムのマシンにはANT+で心拍を受けるものがあるので、その予定があるなら対応品を選んでください。今回の14点では12点が対応し、COROSのハートレートモニターとキャットアイのHR-12が非対応でした。
電池は何時間もてば十分ですか?
交換式か充電式かで数字の意味が変わるので、時間だけで比べないでください。350〜730時間という表記は電池を替えるまでの総使用時間、20〜65時間という表記は1回の充電あたりの時間です。週5時間使う場合、730時間なら2年以上そのまま、65時間なら3か月に1回、20時間なら1か月に1回の充電になります。充電の手間を減らしたいなら交換式の胸ベルト式が向きます。
着けた直後に心拍が跳ねたり、拾わなかったりします
胸ベルト式でよくある現象で、電極が乾いていることが原因になっている場合があります。電極部分を水で湿らせてから装着し直すと落ち着くことが多いです。ストラップが緩んで電極が肌から浮いていることもあるので、実寸に合ったサイズを選んだうえで、走り出す前に数値が安定するまで数十秒待つと、そのセッションのデータが安定します。

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