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マルトデキストリン(カーボパウダー)おすすめランキング14選【1kgあたり単価と原料タイプで比較|粉飴・クラスターデキストリンとの違い】

最終更新: 2026-08-28

増量が進まないときや、長いトレーニングの後半でバテるときに、糖質を粉で足すのがカーボパウダーです。ところが売り場では「マルトデキストリン」「粉飴」「クラスターデキストリン」が同じ棚に並び、内容量は520gから5kgまで、値札も949円から5,976円までばらばらで、どれが安いのか値札からは分かりません。そこで14点の価格を1kgあたりに直し、原料タイプ・100gあたりの栄養成分・添加物の有無・包装の形をそろえて並べました。1kgあたりに直すと、最安が763円で最高が3,124円。4.1倍の開きがあります。並び順は、日常の糖質補給に使うマルトデキストリンと粉飴を先に置き、そのなかを1kgあたりが安い順を軸に、レビューの母数と1袋の使い切りやすさで前後させました。原料の違うクラスターデキストリンとパラチノースは価格帯も向く場面も別なので、後半にまとめています。そもそも自分にカーボパウダーが要るのかを決めていない段階なら「マルトデキストリン(粉飴)とは?」が使う人と要らない人を分ける記事で、こちらは使うと決めた人がどれをいくらで買うかを見るページです。価格とレビューは取得時点のものなので、購入前にリンク先で確認してください。

選定の軸
  • 1kgあたりの価格。内容量が520gから5kgまで9.6倍ばらついているので、値札ではなく価格を内容量で割った数字で並べている
  • 原料タイプ。マルトデキストリン、粉飴、クラスターデキストリン、パラチノースのどれかで、価格帯も向く場面も変わる
  • 100gあたりのエネルギーと炭水化物量。1食あたり表示しかない商品は、その数値を100gに換算してそろえた
  • 添加物。香料・甘味料・着色料を使っていないか、原材料名が1行で済んでいるか
  • 包装。チャック付きの袋なのか、計量なしでそのまま使えるスティック分包なのか
  • 1袋の内容量。デキストリンは湿気を吸うので、開けてから使い切れる量かどうかが続けやすさを左右する

※各商品の評価軸は、コスパ=1kgあたり単価から算出、レビュー評価=楽天の実レビュー(★・件数)を、編集部の主観を交えず機械的に算出しています。

目的別のおすすめ早見表

こんな人におすすめ理由
はじめての1袋にNICHIGA マルトデキストリン 800g(国内製造)949円の800gで、原材料はマルトデキストリン(国内製造)のみ。DE値と100gあたりの栄養成分まで公開していて、楽天レビュー179件は今回の14点で最多です。合わなくても持て余さない量から始められます。
増量で毎日使う(大容量で単価を下げる)NICHIGA マルトデキストリン 3kg(国内製造)2,290円で3kg、1kgあたり約763円は14点で最安です。800g版と中身は同じなので、まず800gで確かめてからこちらへ移れば無駄になりません。1日30g使うなら約100日ぶんです。
トレーニング中のドリンクに混ぜるNICHIGA カーボDX 1kg(クラスターデキストリン)粉臭さと甘みがほとんどないクラスターデキストリンで、100gあたり397kcal・炭水化物97g。この原料としては珍しく1kg単位で買えて、1kgあたり約1,780円はクラスターデキストリン3点でいちばん安く収まります。
計量せず持ち出したい(分包タイプ)ハーバー研究所 粉飴 分包 13g×40袋1包13gのスティックが40袋。1包50kcal・炭水化物12.5gなので、開けた本数がそのまま補給量になります。1kgあたり約2,865円と割高ですが、ジムや会場へ持ち出す前提なら計量の手間が消えます。
並べ替え:
1

NICHIGA マルトデキストリン 800g(国内製造)

¥949 1kgあたり約1,186円 参考価格(変動)

原材料はマルトデキストリン(国内製造)の1行だけで、100gあたり369kcal・炭水化物94g、DE値11前後まで商品ページに書いてあります。楽天レビュー179件は今回の14点で最多で、使った人の声を確かめてから買えます。800gなので合わなくても持て余しません。メール便のポスト投函で送料無料になる代わりに、代引きと時間指定は使えない点だけ先に知っておきたいところです。

  • 949円で800g。1kgあたり約1,186円
  • 100gあたり369kcal・炭水化物94g、DE値11前後まで公開
  • 楽天レビュー179件は今回の14点で最多
  • 800gなので毎日使うと1〜2か月で無くなる
  • メール便専用のため代引き・時間指定ができない
コスパ 1kgあたり約1,186円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.59(179件)

こんな人におすすめカーボパウダーを初めて買う人

2

NICHIGA マルトデキストリン 3kg(国内製造)

¥2,290 1kgあたり約763円 参考価格(変動)

800g版と同じ中身を3kgにしたもので、1kgあたり763円は今回の14点で最安です。800g版の約1,186円と比べると4割ほど下がります。1日30g使う人なら3kgで約100日ぶん。開封後は湿気を吸うので、密閉できる容器と置き場所を先に決めておくと最後まで使い切れます。

  • 2,290円で3kg。1kgあたり約763円は14点で最安
  • 800g版と同じくDE値11前後・100gあたり369kcal
  • 1日30gなら約100日ぶん
  • 3kgは開封後に湿気を吸いやすく、使い切るまで保管場所を取る
コスパ 1kgあたり約763円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.44(63件)

こんな人におすすめ増量中で毎日使うと決めている人

3

GronG マルトデキストリン 5kg

¥3,980 1kgあたり約796円 参考価格(変動)

炭水化物含有率99.9%、香料・甘味料不使用、日本国内工場での製造を商品ページがいずれも明記しています。5kgで3,980円、1kgあたり約796円。20gあたり76kcalという表示から計算すると、1袋で約19,000kcalぶんの糖質が入っている勘定になります。レビューは★4.53(40件)で、大容量の商品としては母数が厚いほうです。

  • 3,980円で5kg。1kgあたり約796円
  • 炭水化物含有率99.9%・香料・甘味料不使用
  • レビュー★4.53(40件)
  • 5kgは一度開けると使い切るまで時間がかかり、湿気対策が要る
コスパ 1kgあたり約796円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.53(40件)

こんな人におすすめ増量期を数か月続ける前提の人

4

ハルクファクター マルトデキストリン 5kg

¥3,980 1kgあたり約796円 参考価格(変動)

GronGと同じ3,980円・5kgで、1kgあたりも約796円と並びます。違いは粉っぽい匂いを抑えた低臭製法をうたっている点と、約20gの計量スプーンが付いている点。栄養成分は1食20gあたり76.8kcal・炭水化物19.2gの表示で、100gあたりの数値は載っていないので、細かく計算したい人は換算がひと手間かかります。レビュー平均は★4.67と5kg勢では高めです。

  • 3,980円で5kg。1kgあたり約796円
  • 人工甘味料不使用。原材料はマルトデキストリン(国内製造)のみ
  • 約20gの計量スプーン付き。レビュー★4.67
  • 商品ページの栄養成分は1食20gあたり表示で、100gあたりの値は記載がない
コスパ 1kgあたり約796円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.67(21件)

こんな人におすすめ粉の匂いが気になった経験がある人

5

GronG マルトデキストリン 2kg

¥2,180 1kgあたり約1,090円 参考価格(変動)

5kg版と同じ含有率99.9%の中身を2kgで買えます。1kgあたりは約1,090円と5kg版より4割ほど高くなりますが、いきなり5kgを開ける前に自分の飲み方が定まるかを確かめられるのが利点です。レビューは8件と少ないので、評価の母数を重く見るなら5kg版のほうが判断材料は多くなります。

  • 2,180円で2kg。1kgあたり約1,090円
  • 5kg版と同じ含有率99.9%・香料・甘味料不使用
  • レビューは8件と少ない
  • 1kgあたりの単価は5kg版よりはっきり高くなる
コスパ 1kgあたり約1,090円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.75(8件)

こんな人におすすめ大袋に移る前に使い方を固めたい人

6

NICHIGA 粉あめ 800g(国内製造)

¥950 1kgあたり約1,188円 参考価格(変動)

同じNICHIGAのマルトデキストリン800gとほぼ同額の950円ですが、こちらは原材料が澱粉のみでDE値25。DE値11前後のマルトデキストリンより分解が進んでいるぶん甘みが出ます。100gあたり377kcal・炭水化物96.0g。甘い飲み物に足すとくどく感じることがあるので、水や無糖の飲み物に合わせるほうが扱いやすくなります。香料と人工甘味料は使っていません。

  • 950円で800g。1kgあたり約1,188円
  • DE値25。同ブランドのマルトデキストリン(DE値11前後)より甘い
  • 香料・人工甘味料不使用(原材料は澱粉のみ)
  • DE値25でマルトデキストリンより甘みが出るので、味付きドリンクに足すとくどく感じることがある
コスパ 1kgあたり約1,188円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.68(57件)

こんな人におすすめ甘さが少しほしい人・粉飴とマルトデキストリンを飲み比べたい人

7

バルクスポーツ MD マルトデキストリン 2kg

¥2,980 1kgあたり約1,490円 参考価格(変動)

付属スプーンすりきり1杯が21gで約95回分と、1袋が何回ぶんかを商品ページが最初から示しています。1杯21gあたり77.5kcal・炭水化物19.7g。主原料の原産国が日本と明記されている一方、1kgあたりは約1,490円で、同じ2kgのGronGより4割ほど高い水準です。回数で管理したい人向けの1点になります。

  • 2,980円で2kg。1kgあたり約1,490円
  • 付属スプーンすりきり1杯21gで約95回分
  • 主原料の原産国は日本と明記
  • 1kgあたりの単価は同容量の他ブランドより高め
コスパ 1kgあたり約1,490円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.25(16件)

こんな人におすすめ1回量を数えながら使いたい人

8

ハーバー研究所 粉飴 1kg

¥1,588 1kgあたり約1,588円 参考価格(変動)

医療や介護の現場で使われてきた粉飴の定番で、たんぱく質を含まず、ミネラル(ナトリウム・カリウム・リン)もほとんど含まないと商品ページが明記しています。低甘味なので料理や汁物にも混ぜられる設計です。ただし栄養成分表示そのものの記載がなく、100gあたり何kcalなのかは分かりません。1kgあたり約1,588円と、トレーニング向けブランドより高めです。

  • 1,588円で1kg。1kgあたり約1,588円
  • たんぱく質もミネラルもほとんど含まないと明記
  • 栄養成分表示の記載はない
  • 商品ページに栄養成分表示(100gあたりの数値)の記載がない
  • 同じ1kgでもトレーニング向けブランドより単価は高め
コスパ 1kgあたり約1,588円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.69(29件)

こんな人におすすめ料理や汁物に混ぜてカロリーを足したい人

9

ハーバー研究所 粉飴 分包 13g×40袋

¥1,490 1kgあたり約2,865円 参考価格(変動)

1包13gのスティックが40袋。1包あたり50kcal・炭水化物12.5gと表示があるので、開けた本数がそのまま補給量になります。ジムやレース会場へ持ち出すなら、袋とスプーンを持ち歩くより現実的です。1kgあたりに直すと約2,865円で、同じブランドの1kg袋の1.8倍。家で使うぶんまでこれで賄うと割高になります。

  • 1包13g・40袋(計520g)で1,490円
  • 1包あたり50kcal・炭水化物12.5g
  • 1kgあたり約2,865円。同ブランドの1kg袋の1.8倍
  • 1kgあたりに直すと大袋よりかなり割高
  • 1包13gなので、まとまった量を摂るには何本も開ける必要がある
コスパ 1kgあたり約2,865円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.62(34件)

こんな人におすすめ計量せずに持ち出したい人

10

NOW Foods カーボゲイン(マルトデキストリン)3.6kg

¥5,976 1kgあたり約1,660円 参考価格(変動)

3.6kgで約57食分、1食63gに炭水化物60gという海外ブランドの大袋です。原材料は遺伝子組み換えでないトウモロコシ由来のマルトデキストリンで、人工甘味料は使っていません。ただし1kgあたり約1,660円は国内の3kg・5kgより高く、レビューも1件だけ。エネルギー(kcal)の記載も商品ページにないので、数字を細かく管理したい人には情報が足りません。

  • 5,976円で3.6kg。1kgあたり約1,660円
  • 1食63gに炭水化物60g。約57食分
  • レビューは1件。kcalの記載はない
  • 個人輸入扱いの海外製で、届くまでの日数や表示は国内品と勝手が違う
  • 商品ページにエネルギー(kcal)の記載がない
コスパ 1kgあたり約1,660円
レビュー評価 楽天レビュー ★5(1件)

こんな人におすすめ海外ブランドの大袋に慣れている人

11

NICHIGA カーボDX 1kg(クラスターデキストリン)

¥1,780 1kgあたり約1,780円 参考価格(変動)

ここから下の4点は、マルトデキストリン以外の原料を使ったカーボパウダーです。カーボDXはクラスターデキストリン(高分子デキストリン)で、100gあたり397kcal・炭水化物97g。粉臭さと甘みがほとんどないので、運動中にちびちび飲む用途と相性が良い。1kgあたり約1,780円は同ブランドのマルトデキストリンの2.3倍ですが、クラスターデキストリン3点ではいちばん安く、1kgから試せます。レビューは2件と少なめです。

  • 1,780円で1kg。1kgあたり約1,780円
  • クラスターデキストリン3点で最安。1kg単位で買える
  • 100gあたり397kcal・炭水化物97g
  • 同ブランドのマルトデキストリンに比べると1kgあたりの単価は2倍以上
コスパ 1kgあたり約1,780円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.5(2件)

こんな人におすすめトレーニング中のドリンクに混ぜたい人

12

バルクスポーツ CD クラスターデキストリン 2kg

¥5,800 1kgあたり約2,900円 参考価格(変動)

高度分岐環状デキストリンを2kgで。付属スプーンすりきり1杯22gで約90食分、22gあたり84kcal・炭水化物21gです。商品ページは低浸透圧のハイポトニック飲料として使えると説明しています。1kgあたり約2,900円は、同じブランドのマルトデキストリン(約1,490円)のほぼ2倍。毎日の増量に回すにはコストが重く、練習中のドリンク用と割り切る商品です。

  • 5,800円で2kg。1kgあたり約2,900円
  • スプーン1杯22gで約90食分。22gあたり84kcal・炭水化物21g
  • 同ブランドのマルトデキストリンの約2倍の単価
  • マルトデキストリンの倍以上の価格帯で、日常の増量目的にはコストが重い
コスパ 1kgあたり約2,900円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.64(22件)

こんな人におすすめ長時間の練習で胃に負担をかけたくない人

13

VALX カーボパウダー 1050g(クラスターデキストリン)

¥3,280 1kgあたり約3,124円 参考価格(変動)

クラスターデキストリン100%使用・国内製造で、1食35gあたり134kcal・炭水化物34g。レビューは★4.76(17件)と、今回の14点で最も高い平均点が付いています。ただし1kgあたり約3,124円は14点で最も高く、最安のマルトデキストリンの4.1倍。飲みやすさへの満足度と単価が正面からぶつかる1点です。

  • 3,280円で1,050g。1kgあたり約3,124円
  • レビュー★4.76(17件)は14点で最高の平均点
  • 1食35gあたり134kcal・炭水化物34g
  • 1kgあたりの単価は今回の14点で最も高い部類
コスパ 1kgあたり約3,124円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.76(17件)

こんな人におすすめ単価より飲みやすさを優先する人

14

バルクスポーツ グライコSR 2kg(パラチノース)

¥4,800 1kgあたり約2,400円 参考価格(変動)

マルトデキストリンでもクラスターデキストリンでもなく、パラチノースを使ったカーボパウダーです。1回21gあたりパラチノース21,000mg・80kcal・炭水化物20gで約95食分。吸収がゆるやかなぶん、トレーニング前後に素早く糖質を入れるという本ページの主な用途からはいちばん遠いので、単価が2,400円と中位でも最後に置きました。血糖の上下をなだらかにしたい、持久系で長く動くといった目的がはっきりしている人向けです。

  • 4,800円で2kg。1kgあたり約2,400円
  • 1回21gにパラチノース21,000mg。約95食分
  • 吸収がゆるやかで、素早い補給には向かない
  • パラチノースは吸収がゆるやかで、トレ直後の素早い補給には向かない
  • 1kgあたりの単価はマルトデキストリンの2倍前後
コスパ 1kgあたり約2,400円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.54(13件)

こんな人におすすめ持久系で血糖の上下をゆるやかにしたい人

全14商品をまとめて比較する
順位 商品名 参考価格 コスパ レビュー評価
1位 NICHIGA マルトデキストリン 800g(国内製造) ¥949 ★★★★ ★4.59(179件)
2位 NICHIGA マルトデキストリン 3kg(国内製造) ¥2,290 ★★★★★ ★4.44(63件)
3位 GronG マルトデキストリン 5kg ¥3,980 ★★★★★ ★4.53(40件)
4位 ハルクファクター マルトデキストリン 5kg ¥3,980 ★★★★★ ★4.67(21件)
5位 GronG マルトデキストリン 2kg ¥2,180 ★★★★ ★4.75(8件)
6位 NICHIGA 粉あめ 800g(国内製造) ¥950 ★★★ ★4.68(57件)
7位 バルクスポーツ MD マルトデキストリン 2kg ¥2,980 ★★★ ★4.25(16件)
8位 ハーバー研究所 粉飴 1kg ¥1,588 ★★★ ★4.69(29件)
9位 ハーバー研究所 粉飴 分包 13g×40袋 ¥1,490 ★★ ★4.62(34件)
10位 NOW Foods カーボゲイン(マルトデキストリン)3.6kg ¥5,976 ★★★ ★5(1件)
11位 NICHIGA カーボDX 1kg(クラスターデキストリン) ¥1,780 ★★ ★4.5(2件)
12位 バルクスポーツ CD クラスターデキストリン 2kg ¥5,800 ★4.64(22件)
13位 VALX カーボパウダー 1050g(クラスターデキストリン) ¥3,280 ★4.76(17件)
14位 バルクスポーツ グライコSR 2kg(パラチノース) ¥4,800 ★★ ★4.54(13件)

失敗しない選び方

粉飴とマルトデキストリンは、別の商品ではない
売り場では「粉飴」と「マルトデキストリン」が違う商品のように並んでいますが、中身はどちらもでんぷんを分解したデキストリンです。今回の14点でも、粉飴として売られているハーバー研究所の商品は原材料名がマルトデキストリンでした。呼び名が分かれているのは、粉飴が医療や介護の現場でカロリーを足す食品として先に広まった言い方で、マルトデキストリンがスポーツ用品の棚で使われる原料名だから、という事情が大きいところです。実際に違いが出るのはDE値と甘さで、同じNICHIGAでもマルトデキストリンはDE値11前後、粉あめはDE値25と表示されています。値段も800gで949円と950円ですから、スポーツ用と書いてあるほうが中身が良い、と考える必要はありません。
DE値は「でんぷんをどこまで分解したか」の目安
DE値(ブドウ糖当量)は、でんぷんをどこまで細かく分解したかを表す数字です。0に近いほどでんぷんに近く、100はブドウ糖そのもの。数字が大きくなるほど甘みが強くなり、水にも溶けやすくなります。今回の14点でDE値を公開していたのはNICHIGAの3点だけで、マルトデキストリンの2サイズが11前後、粉あめが25でした。多くの商品は表示していないので、甘さを基準に選びたいなら公開している商品から選ぶほかありません。なお、DE値が高いほど吸収が速いと単純に言い切れるわけではなく、実際の血糖の動きは一緒に食べたものや個人差にも左右されるとされています。甘さの目安として使うくらいがちょうどよい数字です。
クラスターデキストリンは上位互換ではなく、価格3倍の別用途
クラスターデキストリン(高度分岐環状デキストリン)はマルトデキストリンより新しく、値段も高いので上位互換だと思われがちです。今回の実売で1kgあたりに直すと、マルトデキストリンが763円から1,660円、クラスターデキストリンが1,780円から3,124円で、いちばん安いマルトデキストリンと比べて2.3倍から4.1倍になります。この差が生きるのは、運動中に濃いめの糖質ドリンクを飲む場面です。分子が大きく溶液の浸透圧が上がりにくいため、商品ページでも低浸透圧のハイポトニック飲料として使えると説明されています。逆に、増量目的で1日に何十グラムも足していくだけなら、体に入るのは同じ炭水化物です。長時間の練習で胃が重くなった経験があるかどうかが、乗り換えるかどうかの分かれ目になります。
値札ではなく1kgあたりで見ないと、順番が決まらない
今回の14点は、内容量が520gから5kgまで9.6倍、値札が949円から5,976円まで6.3倍ばらついています。この2つを直接見比べても順番は決まりません。価格を内容量で割ると、いちばん安い3kgが1kgあたり763円、いちばん高い1,050gが3,124円で、4.1倍の差がはっきり見えてきます。おもしろいのは、同じ3,980円で売られているGronGとハルクファクターがどちらも5kgで1kgあたり約796円と並ぶ一方、5,976円のNOW Foodsは3.6kgなので約1,660円と倍以上になることです。値札が高い商品が単価でも高いとは限りません。ただし大袋には単価に表れないコストもあります。デキストリンは湿気を吸うので、5kgを開けたまま数か月かけて使うなら密閉容器と置き場所が要ります。1日30g使う人なら、800gで約26日、5kgで約166日ぶんの計算です。
どれだけ足すかは、1日の食事から逆算して決める
カーボパウダーは糖質そのものなので、足したぶんはそのままカロリーになります。今回の14点で100gあたりのエネルギーは369kcalから397kcalの範囲でした。1回20gなら約74〜79kcal、35gなら約129〜139kcalです。商品ページが示す1食分も13gから63gまで幅があり、決まった正解はありません。目安がほしいなら、1日の食事全体から逆算するほうが早く決まります。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、炭水化物の目標量は1日の総エネルギーの50〜65%とされています(2026年8月28日確認)。2,500kcalを摂る人なら炭水化物は1,250〜1,625kcal、グラムに直すと約313〜406gです。ふだんの食事でこの範囲に届いているなら、粉で足す必要はあまりありません。届かない人や、総カロリーそのものが足りない人が、固形の食事では入りきらないぶんを液体で補う道具だと考えてください。増量そのものの進め方は「ウエイトゲイナーの飲み方と、やめどき」、レース前に糖質をためる別の使い方は「カーボローディングの正しいやり方」で扱っています。

よくある質問

粉飴とマルトデキストリンは違うものですか?
基本的には同じで、どちらもでんぷんを分解したデキストリンです。今回の14点でも、粉飴として売られている商品の原材料名がマルトデキストリンでした。違いはDE値による甘さで、同じNICHIGAでもマルトデキストリンがDE値11前後、粉あめが25です。価格も800gで949円と950円とほぼ同じなので、甘さの好みで選んで構いません。
クラスターデキストリンのほうが良いのではないですか?
用途が違います。1kgあたりで見るとマルトデキストリンが763円から1,660円、クラスターデキストリンが1,780円から3,124円で、2.3倍から4.1倍の差があります。差が生きるのは運動中に濃いめの糖質ドリンクを飲む場面で、浸透圧が上がりにくいぶん胃にたまりにくいとされています。増量目的で毎日足すだけなら、体に入るのは同じ炭水化物です。
1回どれくらい入れればいいですか?
商品ページが示す1食分は13gから63gまで幅がありますが、20gから35gに設定している商品が多くなっています。100gあたり369kcalから397kcalなので、20gで約74〜79kcalです。いきなり多く飲むとお腹がゆるくなることがあるので、少量から様子を見て増やすほうが無難です。
飲むと太りませんか?
目的なく足せば余剰カロリーになります。100gあたり約380kcal前後の糖質なので、1日の食事に上乗せするなら総カロリーを見たうえで足してください。血糖値を上げやすい糖質でもあるため、糖尿病や血糖値の管理をしている方は、使う前に医師にご相談ください。
開けたあとの保存はどうすればいいですか?
デキストリンは湿気を吸って固まりやすいので、チャック付きの袋ならしっかり閉め、大袋なら密閉容器に移すほうが扱いやすくなります。今回の14点でチャック付きと明記していたのはNICHIGAの4点とハルクファクターで、そのほかは袋のみの表記です。1日30gで使うと5kgは約166日ぶんになるので、置き場所も先に考えておいてください。

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