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メディシンボールおすすめランキング14選【重量ラインナップ・直径・バウンドの有無で比較|スラムボールとの違い】

最終更新: 2026-08-28

同じ「メディシンボール」という名前で売られていても、床に叩きつけるための非バウンドのボールと、壁に当てて跳ね返らせるボールは別物です。前者を壁に投げても跳ね返らず、後者を床に叩きつけると仕様外の使い方になります。ここを分けずに「体重の何%が目安」とだけ言われても、買う商品は決まりません。このランキングでは14点を重量ラインナップの幅・最軽量モデルの1kgあたり単価・直径・バウンドの有無・素材・グリップ加工で並べました。上から「最初の1個で用途を外しにくい順」に並べ、重量が1つしか選べないものや、使い方が限定されるものは下位に置いています。掲載している数値は各商品ページの仕様欄に書かれている値だけを採りました。HYROXのウォールボールを想定して探している人は「HYROX8種目の自宅代替トレーニングメニュー」に練習の組み立て方があります。こちらは、その練習に使う1個を絞り込むためのページです。

選定の軸
  • 重量ラインナップの幅(同じシリーズで何kgから何kgまで選べるか)
  • 最軽量モデルの1kgあたり価格
  • 直径(同じ重量でも12cmから35cmまで開く。抱えられるか、壁に当てられるかが決まる)
  • バウンドするかしないか(非バウンドは叩きつけ用、バウンドは壁当てやパス用)
  • 素材と外皮(ラバー、PVCに砂や砂鉄、PUのソフト)
  • グリップや滑り止めの加工があるか

※各商品の評価軸は、コスパ=1kgあたり単価から算出(参考価格は各商品の最軽量モデルのもの)、レビュー評価=楽天の実レビュー(★・件数)、選べる重量の数=各商品ページで確認できる実測値を、編集部の主観を交えず機械的に算出しています。

目的別のおすすめ早見表

こんな人におすすめ理由
最初の1個にSoomloom ソフトメディシンボール0.5kgから選べるのは14点でここだけ。1,000円でレビュー148件と、軽い重量から試すには手を出しやすい。
床に叩きつけたいメディシンボール スラムボール 非バウンド(PVC+砂)非リバウンドタイプで、1kgから10kgまで6段階。どの重量でも直径24cmで揃うので、重くしても抱える感覚が変わらない。
ウォールボールの練習に使いたいBBCH メディシンボール(外側PU・直径33cm)直径33cmと大きく、外側はPU。女子規定の4kgを含む6段階から選べる。ただし刻みが2・3・4・5・8・10kgなので、男子規定の6kgはこのシリーズに無く、5kgか8kgを選ぶことになる。
マンションで音を出したくないBODYMAKER メディシンボール 3kg直径17cmのソフトラバーで、仕様欄が床への叩きつけを想定していない。落とさずに抱えて使う種目に用途を絞れる。
並べ替え:
1

メディシンボール スラムボール 非バウンド(PVC+砂・1〜10kg)

¥2,480 1kgあたり約2,480円 参考価格(変動)

1kgから10kgまで6段階あって、しかもどの重量を選んでも直径が24cmで統一されている。重くしても胸の前で抱えたときの当たり方が変わらないので、重量を上げていく前提なら扱いを覚え直さずに済む。PVCに砂を詰めた非リバウンドタイプで、床に叩きつけても跳ね返ってこない。

  • 1・2・3・5・8・10kgの6段階
  • 全サイズ直径24cmで統一
  • PVC+砂の非リバウンドタイプ
  • 全サイズ直径24cm固定なので、軽い側は中身が詰まっておらず手応えが軽い
  • 表示価格は最軽量の1kgのもの
コスパ 1kgあたり約2,480円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.66(35件)
選べる重量の数 6種類

こんな人におすすめ床に叩きつける種目から始めたい人

2

BBCH メディシンボール(外側PU・直径33cm・2〜10kg)

¥2,640 1kgあたり約1,320円 参考価格(変動)

直径33cmで、外側がPU、内側はポリプロピレンと砂鉄という構成。壁に当てる種目で使われる大きさで、重量は2kgから10kgまで6段階ある。ただし刻みが2・3・4・5・8・10kgなので、HYROXの男子規定である6kgはこのシリーズには無く、5kgか8kgを選ぶことになります。女子規定の4kgはそのまま選べます。

  • 2・3・4・5・8・10kgの6段階
  • 直径33cm(全重量共通)
  • 外側PU・内側ポリプロピレン+砂鉄
  • 直径33cm固定なので、軽い重量を選んでもかさばる
  • 表示価格は最軽量の2kgのもの
コスパ 1kgあたり約1,320円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.78(58件)
選べる重量の数 6種類

こんな人におすすめ壁に当てる種目を練習したい人

3
コスパNo.1

GronG メディシンボール 5kg 非バウンドタイプ

¥2,380 1kgあたり約476円 参考価格(変動)

5kg単一のモデルなので値札がそのまま5kgの価格になり、1kgあたり476円は14点で最も安くなります。直径20cmと小さめで、表面には凹凸の構造加工が入っていて手が滑りにくい。重さを選べないぶん、必要な重量が5kgと決まっている人にだけ噛み合う1点です。

  • 5kg単一。1kgあたり476円は14点で最安
  • 直径20cm・PVC+砂の非バウンド
  • 表面の凹凸構造加工で滑りにくい
  • この商品は5kg単品で、他の重さは別商品として買う必要がある
コスパ 1kgあたり約476円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.35(54件)
選べる重量の数 1種類

こんな人におすすめ5kgと決まっていて、床に叩きつけたい人

4

BBCH メディシンボール 非バウンドタイプ(直径23cm・2〜6kg)

¥1,760 1kgあたり約880円 参考価格(変動)

内部の砂が移動して重心が動くタイプ。掴んだ瞬間や振り上げた瞬間に中身がずれるので、固まった球体を扱うのとは感覚が変わります。2kgから6kgまで1kg刻みの5段階で、そろえたい重量をピンポイントで選べる。1,760円は14点で3番目に安い値札です。

  • 2・3・4・5・6kgの5段階(1kg刻み)
  • 内部の砂が移動して重心が動く
  • 直径23cm・PVC・非バウンド
  • 重心が動くぶん、静止して構える種目ではやや扱いにくい
  • 表示価格は最軽量の2kgのもの
コスパ 1kgあたり約880円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.37(46件)
選べる重量の数 5種類

こんな人におすすめ重心が動く不安定さも使いたい人

5

MUSCLE FACTORY ソフトメディシンボール(ウォールボール・2〜10kg)

¥4,480 1kgあたり約2,240円 参考価格(変動)

重量が上がると直径も大きくなる作りで、2kgで25cm、5kgで30cm、10kgで35cmと公開されています。重い側を選ぶほど胸の前で抱えたときの当たりが変わるので、買い足すときは大きさも一緒に変わると考えておいてください。レビュー93件は14点では多い部類です。

  • 2kg=25cm/5kg=30cm/10kg=35cm
  • 表面PVC・中身はPP綿と砂鉄
  • レビュー★4.63(93件)
  • 重い側は直径35cmになり置き場所を取る
  • 表示価格は最軽量の2kgのもの
コスパ 1kgあたり約2,240円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.63(93件)
選べる重量の数 5種類

こんな人におすすめ壁当ての重量を後から上げていきたい人

6

atRise メディシンボール(2〜6kg・重量ごとに直径が変わる)

¥2,080 1kgあたり約1,040円 参考価格(変動)

2kgで16.0cm、6kgでも19.5cmと、重い側まで小径に収まっているのがこの商品の特徴です。片手でも掴めるサイズなので、体の横で振る種目や、片手で持ち替える動きと相性がいい。表面は滑りにくい溝加工。仕様欄にバウンドの可否が書かれていないので、床へ叩きつける前提では選ばないほうが無難です。

  • 2kg=16.0cm〜6kg=19.5cmの5段階
  • 6kgでも直径19.5cmと小径
  • 滑りにくい溝加工
  • バウンドするかどうかは仕様欄に記載がない
  • 表示価格は最軽量の2kgのもの
コスパ 1kgあたり約1,040円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.71(52件)
選べる重量の数 5種類

こんな人におすすめ小さめのボールを片手で扱いたい人

7

Soomloom ソフトメディシンボール(0.5〜5kg)

¥1,000 1kgあたり約2,000円 参考価格(変動)

0.5kgから選べるのは14点でこれだけ。1,000円という値札でレビューが148件付いていて、この価格帯では実績が読める部類です。ただし仕様欄に直径も材質も書かれていないので、大きさを先に測って置き場所を決めたい人には情報が足りません。

  • 0.5・1・2・3・4・5kgの6段階
  • 0.5kgから選べるのは14点でここだけ
  • 1,000円・レビュー148件
  • 仕様欄に直径・材質の記載がない
  • 表示価格は最軽量の0.5kgのもの
コスパ 1kgあたり約2,000円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.7(148件)
選べる重量の数 6種類

こんな人におすすめ運動習慣がない状態から軽い重量で始めたい人

8

Soomloom メディシンボール ラバー製 スラムボール(1〜12kg)

¥2,490 1kgあたり約2,490円 参考価格(変動)

ラバー製のスラムボールで、1kgから12kgまで用意されています。上限12kgは14点で最も重く、続けて重量を上げていく余地が大きい。レビューは137件。ただし何kg刻みなのかも直径も仕様欄に記載がないので、選べる重量は商品ページで確認することになります。

  • 1kg〜12kg。上限は14点で最も重い
  • ラバー製のスラムボール
  • レビュー★4.45(137件)
  • 直径や中身の材質が仕様欄に書かれていない
  • 表示価格は最軽量の1kgのもの
コスパ 1kgあたり約2,490円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.45(137件)

こんな人におすすめ重い側まで見据えて叩きつけ用を選びたい人

9

LINDSPORTS ソフトメディシンボール(直径35cm・2〜5kg)

¥5,070 1kgあたり約2,535円 参考価格(変動)

レビュー14件で★4.86。2件しか付いていないトーエイライトの★5.00を別にすれば、レビューが10件以上ある商品のなかではこれが最も高い平均点です。カバーはPUで、2kgから5kgまでどの重量でも直径35cm。仕様欄にコンクリートやアスファルトへバウンドさせると破損の原因になると明記されているので、使う場所は屋内に限られます。5,070円は14点で最も高い値札です。

  • 直径35cm(2〜5kgの全重量共通)
  • カバーはPU・4段階
  • レビュー★4.86(14件)。10件以上では最高の平均点
  • コンクリートや土のグラウンドにバウンドさせる使い方は破損の原因になるため不可
  • 表示価格は最軽量の2kgのもの
コスパ 1kgあたり約2,535円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.86(14件)
選べる重量の数 4種類

こんな人におすすめ屋内で大きめのソフトボールを使いたい人

10

Fungoal ソフトメディシンボール(直径35cm・3/5/7kg)

¥4,760 1kgあたり約1,587円 参考価格(変動)

直径35cmで3kg・5kg・7kgの3段階。7kgちょうどという刻みを持つソフトタイプは14点でここだけです(もっと重い側まで選べるソフトタイプはMUSCLE FACTORYにもありますが、そちらに7kgという刻みはありません)。HYROXの男子規定6kgを挟んで5kgか7kgのどちらかになるので、本番と同じ重量で練習したい人には合いません。表面はPVC、中心は砂鉄とPPコットン。ご注意欄には床面に落としても跳ね返りはないと書かれています。

  • 3kg・5kg・7kgの3段階
  • 直径35cm
  • 表面PVC・中心は砂鉄とPPコットン
  • 直径35cmと大きいので収納場所を選ぶ
  • 表示価格は最軽量の3kgのもの
コスパ 1kgあたり約1,587円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.73(22件)
選べる重量の数 3種類

こんな人におすすめ5kg以上のソフトボールを探している人

11
コスパNo.1

BODYMAKER メディシンボール 3kg(ソフトラバー・直径17cm)

¥1,990 1kgあたり約663円 参考価格(変動)

直径17cmで3kgのソフトラバータイプ。仕様欄に、地面や床へ叩きつけると砂漏れなど破損の原因になると書かれています。抱えて動く種目に用途が絞られるかわりに、1kgあたり663円と14点で2番目に安く収まります。選べるのは3kgと5kgの2つだけ。

  • 3kg・直径17cmのソフトラバー
  • 1kgあたり663円
  • 3kgと5kgの2段階
  • 叩きつけると砂漏れの原因になるとされており、スラム系の種目には使えない
コスパ 1kgあたり約663円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.64(45件)
選べる重量の数 2種類

こんな人におすすめ叩きつけずに抱えて使う人

12

Fungoal メディシンボール 天然ゴム(直径20cm・2/4/6kg)

¥3,280 1kgあたり約1,640円 参考価格(変動)

天然ゴム製で直径20cm。2kg・4kg・6kgの3段階なので、HYROXの規定にある女子4kgと男子6kgがどちらもそのまま選べます。刻みが2kgと粗いぶん、中間の重量へ細かく寄せることはできません。レビューは20件と少なめです。

  • 2kg・4kg・6kgの3段階
  • 天然ゴム製・直径20cm
  • レビュー★4.30(20件)
  • ゴムのハードタイプなので、体で受け止める種目には向かない
  • 表示価格は最軽量の2kgのもの
コスパ 1kgあたり約1,640円
レビュー評価 楽天レビュー ★4.3(20件)
選べる重量の数 3種類

こんな人におすすめ規定と同じ4kgか6kgを1個だけ買いたい人

13

BBCH ダブルグリップメディシンボール(ゴム製・3〜10kg)

¥2,970 1kgあたり約990円 参考価格(変動)

持ち手が2つ付いていて、球体を握りしめる力に頼らずに振れます。内部の重心が動かないタイプなので、砂が移動する商品とは扱いがちょうど逆。3kgが直径23cm、5kg・8kg・10kgは27cmです。レビューは7件で★3.57と、14点で最も低い評価が付いています。

  • 持ち手が2つ。握力に頼らず振れる
  • 3kg=23cm/5・8・10kg=27cmの4段階
  • 材質はゴム。重心が動かないタイプ
  • レビューは7件・★3.57と、このランキングでは評価が伸びていない
  • 表示価格は最軽量の3kgのもの
コスパ 1kgあたり約990円
レビュー評価 楽天レビュー ★3.57(7件)
選べる重量の数 4種類

こんな人におすすめ握力が先に切れるのが気になる人

14

トーエイライト ソフトメディシンボール 1kg(直径12cm)

¥1,320 1kgあたり約1,320円 参考価格(変動)

直径12cmは14点で最も小さく、重量は1kgのみ。仕様欄でバウンドさせる用途と、地面への落下を伴う用途は使用不可と明記されています。片手に収まる大きさなので、軽い負荷で回数をこなす場面に用途が寄ります。1,320円で選択肢を増やさない代わりに、届いた1個が何kgかで迷うことはありません。

  • 直径12cmは14点で最小
  • 1kgのみ・PVC+砂
  • バウンドと落下を伴う用途は不可と明記
  • バウンドさせる用途やスローイングなど地面に落とす使い方には使えない
コスパ 1kgあたり約1,320円
レビュー評価 楽天レビュー ★5(2件)
選べる重量の数 1種類

こんな人におすすめ軽い重量で回数をこなしたい人

全14商品をまとめて比較する
順位 商品名 参考価格 コスパ レビュー評価 選べる重量の数
1位 メディシンボール スラムボール 非バウンド(PVC+砂・1〜10kg) ¥2,480 ★★ ★4.66(35件) 6種類
2位 BBCH メディシンボール(外側PU・直径33cm・2〜10kg) ¥2,640 ★★★ ★4.78(58件) 6種類
3位 GronG メディシンボール 5kg 非バウンドタイプ ¥2,380 ★★★★★ ★4.35(54件) 1種類
4位 BBCH メディシンボール 非バウンドタイプ(直径23cm・2〜6kg) ¥1,760 ★★★★ ★4.37(46件) 5種類
5位 MUSCLE FACTORY ソフトメディシンボール(ウォールボール・2〜10kg) ¥4,480 ★★ ★4.63(93件) 5種類
6位 atRise メディシンボール(2〜6kg・重量ごとに直径が変わる) ¥2,080 ★★★★ ★4.71(52件) 5種類
7位 Soomloom ソフトメディシンボール(0.5〜5kg) ¥1,000 ★★ ★4.7(148件) 6種類
8位 Soomloom メディシンボール ラバー製 スラムボール(1〜12kg) ¥2,490 ★4.45(137件)
9位 LINDSPORTS ソフトメディシンボール(直径35cm・2〜5kg) ¥5,070 ★4.86(14件) 4種類
10位 Fungoal ソフトメディシンボール(直径35cm・3/5/7kg) ¥4,760 ★★★ ★4.73(22件) 3種類
11位 BODYMAKER メディシンボール 3kg(ソフトラバー・直径17cm) ¥1,990 ★★★★★ ★4.64(45件) 2種類
12位 Fungoal メディシンボール 天然ゴム(直径20cm・2/4/6kg) ¥3,280 ★★★ ★4.3(20件) 3種類
13位 BBCH ダブルグリップメディシンボール(ゴム製・3〜10kg) ¥2,970 ★★★★ ★3.57(7件) 4種類
14位 トーエイライト ソフトメディシンボール 1kg(直径12cm) ¥1,320 ★★★ ★5(2件) 1種類

失敗しない選び方

スラムボール・ウォールボール・メディシンボールは何が違うのか
この3つは通販ではほとんど同じ棚に並びますが、決定的に違うのは跳ね返るかどうかです。スラムボールは床に全力で叩きつけるための道具なので、跳ね返らない作りになっています。今回のラインナップでも「非リバウンドタイプ」「非バウンドタイプ」と明記された商品がいくつもあり、これは性能が低いのではなく、跳ね返らないことが仕様です。反対にウォールボールは、壁の的に当てて落ちてきたところをキャッチする種目で使うので、当たった衝撃を受け止めて素直に落ちてくる外皮が要ります。直径33cmや35cmといった大きなソフトタイプがこの用途です。そして「メディシンボール」は本来この両方を含む総称で、胸の前で抱えてスクワットする、体の横でひねる、パートナーとパスするといった使い方まで入ります。買う前に決めるのは重さより先に、床に叩きつけるのか、壁に当てるのか、抱えて動くのかです。ここを決めないまま重さだけで選ぶと、届いてから用途に使えないことが起こります。
重さは競技の規定から逆算すると決めやすい
「体重の何%」という目安はよく見かけますが、種目が決まっていない状態で割合を出しても使いどころがありません。基準がほしいなら、実際の競技が採用している数字を借りるのが早いです。HYROXの公式ルールブック(SINGLE)では、ウォールボールは男子が6kgのボールを高さ3.00mのターゲットへ、女子が4kgのボールを2.70mへ当てて1回と数えると規定されています(2026年8月28日確認)。つまり、走ったあとに100回続けられる重さとして競技が置いているのが6kgと4kgです。ここを上限の目安に置いて、運動習慣がまだ無いなら1〜3kg、ある程度動ける人なら4〜6kg、床に叩きつける種目を主にするなら5〜10kgと考えると、選択肢はかなり絞れます。今回のラインナップだと4kgと6kgが両方そろうのはBBCHの非バウンド、atRise、Fungoalの天然ゴムの3点で、逆にBBCHのウォールボールは2・3・4・5・8・10kgという刻みなので6kgがありません。規定の重量で練習したいなら、シリーズの刻みまで見てから買う必要があります。
同じ重量でも直径は12cmから35cmまで開く
このカテゴリでいちばん見落とされるのが直径です。今回の14点でも、トーエイライトの1kgが直径12cm、LINDSPORTSとFungoalのソフトが35cmと、3倍近い開きがありました。小さいボールは片手で掴めるので、体の横で振る動きや片手で持ち替える動きに向きます。大きいボールは片手では掴めませんが、両手で胸の前に抱えたときに安定し、壁の的にも当てやすい。直径は性能の優劣ではなく、できる種目そのものを決めています。もうひとつ厄介なのは、商品によって直径の扱い方が違うことです。今回のスラムボールは1kgでも10kgでも直径24cmで固定、BBCHのウォールボールも全重量33cmで統一されています。一方でMUSCLE FACTORYは2kgで25cm、5kgで30cm、10kgで35cmと重量ごとに大きくなり、atRiseも2kgの16.0cmから6kgの19.5cmまで変わります。あとで重い側に買い足す予定があるなら、直径が固定されているシリーズのほうが扱いを覚え直さずに済みます
「叩きつけていいボール」は仕様欄に書いてある
床に叩きつけていいかどうかは、見た目では判断できません。頼りになるのは商品ページの仕様欄で、今回の14点でもはっきり書き分けられていました。まず、仕様欄が「非バウンド」「非リバウンドタイプ」という言葉で跳ね返らないと書いているのは、スラムボール(非リバウンドタイプ)、GronG(非バウンドで叩きつけ可)、BBCHの非バウンドタイプの3点です。言い方は違いますが、Fungoalのソフトタイプもご注意欄に床面へ落としても跳ね返りはないと書いているので、跳ね返らない側に入ります。Soomloomのラバー製スラムボールは商品名のとおり叩きつけ用として売られている品ですが、仕様欄にバウンドの可否そのものの記載はありません。反対に、BODYMAKERは地面や床へ叩きつけると砂漏れなど破損の原因になると明記し、LINDSPORTSはコンクリートやアスファルトへバウンドさせると破損の原因になると書き、トーエイライトはバウンドさせる用途と地面への落下を伴う用途を使用不可としています。この記載を無視して叩きつければ、壊れたときに保証の対象外になります。商品名でも仕様欄でも叩きつけに触れていない商品(atRiseなど)は、書いていないこと自体を「叩きつけ用として売っていない」と読むほうが安全です。集合住宅で使う場合はそもそも床に落とす種目を選ばないほうがよく、抱えてスクワットする、ひねる、押し出すといった動きに寄せると、床への衝撃を出さずに済みます。マンションでの器具選び全般は「マンションで使える静音トレーニング器具11選」に整理があります。
値札は「そのシリーズでいちばん軽いモデル」のもの
14点の値札は1,000円から5,070円まで並びますが、これは多くの商品で「重さを選ぶ画面のいちばん軽い選択肢」の価格です。0.5kgから始まるSoomloomの1,000円と、5kg単一のGronGの2,380円を値札のまま比べても意味がありません。そこで値札をその重量で割り、1kgあたりいくらになるかを並べ替えに使えるようにしています。この物差しで見ると、GronGが1kgあたり476円、BODYMAKERが663円、いちばん高いLINDSPORTSは2,535円と、5倍以上の開きになります。ただしこの数字にも読み方の注意があって、1kgあたりが安く出るのは最軽量モデルが重い商品です。GronGが最安になるのは5kgからしか選べないからで、軽い重量が要る人には関係のない安さになります。重い側を選べば当然価格も上がるので、実際に買う重量の価格は商品ページで選択してから確認してください。ここでの単価は、最軽量モデルの重さが商品ごとにバラバラなせいで値札が比べられない状態を、いったん揃えるための計算値だと思ってください。

よくある質問

メディシンボールとスラムボールは何が違いますか?
スラムボールは床に叩きつけるための非バウンド仕様のボールで、メディシンボールはそれを含む総称です。壁に当てて跳ね返らせるウォールボールも、大きさと外皮が叩きつけ用とは違います。同じ棚に並んでいますが、床に叩きつけるのか、壁に当てるのか、抱えて動くのかで選ぶ商品が変わります。
最初の1個は何kgを選べばいいですか?
HYROXの公式ルールブックでは、ウォールボールの規定重量が男子6kg・女子4kgと定められています。走ったあとに100回続ける前提の数字なので、これを上限の目安に置くと決めやすくなります。運動習慣がまだ無いなら1〜3kg、ある程度動ける人なら4〜6kg、床に叩きつける種目を主にするなら5〜10kgあたりが目安です。
メディシンボールを床に叩きつけても大丈夫ですか?
商品によります。仕様欄に「非バウンド」「非リバウンドタイプ」と書かれているものは叩きつけを想定した作りです。一方で、叩きつけると砂漏れの原因になる、バウンドさせる用途には使えない、と明記している商品もあります。書いていない商品は叩きつけ用として売られていないと考えて、抱える種目に使うほうが安全です。
マンションでも使えますか?
床に叩きつける種目は避けてください。ボール自体の音より、落下の衝撃が床の構造体を伝わって階下に届きます。抱えてスクワットする、体の横でひねる、胸の前から押し出すといった動きなら床への衝撃は出ないので、そちらに寄せるのが現実的です。ソフトタイプで直径の小さいものを選ぶと扱いやすくなります。
壁に当てる的が無くても練習になりますか?
なります。深くしゃがんで一気に立ち、胸の前から押し出す動作の反復は的が無くても再現できます。的の高さだけは本番前に一度確かめる必要がありますが、回数を重ねる持久力は自宅でも作れます。具体的な組み立て方はHYROXの自宅代替メニューの記事にまとめています。
表示されている価格で買えますか?
カードに出ているのは、そのシリーズで選べるいちばん軽い重量の値段です。商品ページで重さを選ぶと金額はそこから動きます。メディシンボールの場合、重量を上げると直径まで変わるシリーズがあるので、価格と一緒にボールの大きさも選び直しになる点に気をつけてください。並べ替えに使っている1kgあたり単価も、値札の条件を揃えるための計算値であって支払う金額ではありません。

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