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ディップススタンドおすすめランキング14選【高さ調節の段数・最大高さ・耐荷重で比較|身長で決まる“使える高さ”】

最終更新: 2026-08-26

ディップススタンドは、腰くらいの高さの平行棒に手をついて、床から体を押し上げる器具です。バーにぶら下がって体を引き上げるチンニングスタンド(懸垂マシン)とは押す・引くで役割が逆になるので、両方を1台で済ませることはできません。このランキングでは14点を、高さ調節の段数と最低高から最高高までの幅、耐荷重、本体重量、左右が分かれているか一体型か、グリップの長さで並べました。価格は5,480円から19,250円までです。上位に置いたのは、低い高さから高い高さまで1台で動かせるもの。ディップスで沈める深さはバーの高さがそのまま上限になり、身長が高い人ほど低いバーではひざを曲げ続けることになるからです。逆に一番低くできる機種はプッシュアップバーやレッグレイズ台としても使えるので、可動域の広さは種目の数にも直結します。高さ固定のタイプは、どこまで下ろせるかが身長で決まってしまうぶん下のほうに回しました。フォームそのものに不安があるなら「ディップスのやり方」を先に読んでおくと、必要な高さの見当がつきます。

選定の軸
  • 高さ調節の段数と、いちばん低い高さからいちばん高い高さまでの幅(24cmまで下がる機種から110cm固定まで開きがある)
  • 耐荷重(100kgから300kgまで開きがあり、そもそも数値を書いていない商品もある)
  • 本体の重さと、左右2本に分かれているか一体型フレームか(出し入れの手間と使用中のぐらつきが変わる)
  • グリップの長さと形(手幅を変えられるか、握ったときに手首を強く反らせずに済むか)
  • いちばん低くしたときにプッシュアップバーやレッグレイズ台として使えるか(最低高が仕様欄の数値で確認できるか)

※各商品の評価軸は、コスパ=本体価格をランキング内で相対比較、レビュー評価=楽天の実レビュー(★・件数)、高さ調節の段数=各商品ページで確認できる実測値を、編集部の主観を交えず機械的に算出しています。

目的別のおすすめ早見表

こんな人におすすめ理由
はじめての1台にYouTen BARWING ディップススタンド BW-DSD0326cmから95cmまでの10段階は14点で最も広い可動域。耐荷重200kgで6,480円と、段数と価格の両方で無理がない。
高身長でも深く沈めたいディップススタンド 4段階高さ調節 耐荷重200kg(分離式)最高102cmは高さを調節できる機種で最も高く、刻みも7cm間隔と細かい。脚を伸ばしたまま沈める余地がある。
ワンルームで出し入れしたいディップススタンド 4段階高さ調整(2個セット)1本4.2kgは14点で最も軽く、2本を別々に運べる。高さ調節つきでは最安の6,080円。
腕立て伏せ・レッグレイズにも兼用したいSTEADY ディップススタンド ST126最低約24cmは14点で最も低い。床に近い高さまで下げられるので、プッシュアップバーとしてそのまま使える。
並べ替え:
1

YouTen BARWING ディップススタンド BW-DSD03

¥6,480 参考価格(変動)

26cmから95cmまでを10段階で動かせて、可動域の広さも段数も14点で最多。95cmまで上げれば脚をあまり曲げずに沈められるし、26cmまで下げればプッシュアップバーやレッグレイズ台として床に近い高さで使えます。1台で2役という言い方に数字の裏づけがある数少ない機種です。耐荷重200kgとグリップ長41cmも上位で、★4.49(111件)とレビューの母数もそこそこ積み上がっています。6,480円という価格に対して調節幅が突出しているのが順位の理由。難点は本体12.7kgで、毎回どこかへしまう使い方には重すぎます。

  • 26〜95cmの10段階は14点で最も広い調節幅
  • 耐荷重200kg・グリップ長41cm
  • 6,480円で★4.49(111件)
  • 本体12.7kgと重く、頻繁に出し入れする使い方には向かない
コスパ 参考価格 ¥6,480
レビュー評価 楽天レビュー ★4.49(111件)
高さ調節の段数 10段階

こんな人におすすめディップスも腕立ても1台でまかないたい人

2

STEADY ディップススタンド ST126

¥9,530 参考価格(変動)

レビュー1,124件は14点で群を抜いて多く、この価格帯の定番として売れてきた1台です。約24cmまで下がる最低高は14点で最も低く、床に近い高さでの腕立てやレッグレイズにそのまま回せます。本体5.8kgも調節機構を持つ機種の中では軽いほうで、使わない日は壁際に立てかけておけます。ただし高さ調節が何段階なのかは仕様欄に書かれておらず、確認できるのは24〜82cmという範囲だけ。最高82cmは今回の下から3番目なので、脚を伸ばしたまま深く沈めたい人には届きません。

  • レビュー★4.34(1,124件)は14点で最多
  • 最低約24cmは14点で最も低い
  • 本体5.8kg・耐荷重150kg
  • 高さ調節の段数が仕様欄に明記されていない
コスパ 参考価格 ¥9,530
レビュー評価 楽天レビュー ★4.34(1,124件)

こんな人におすすめ評価の母数を見て定番から選びたい人

3

GronG ディップススタンド 高さ5段階調節

¥8,480 参考価格(変動)

50cmのロンググリップは14点で最も長く、肩幅からこぶし1つ分広げるところまで、バーの上で手幅を自由に取れます。ディップスは手幅で胸に乗るか三頭に乗るかが変わる種目なので、この長さは効かせ方に直接効いてきます。75〜95cmの5段階で、荷重のかかる内側にバーパイプを寄せた構造。★4.55はレビューが10件を超えている機種の中で最も高い平均値です。耐荷重120kgは今回では低いほうで、最低高75cmなので腕立て用に下げる使い方はできません。

  • 50cmのロンググリップは14点で最長
  • 75〜95cmの5段階調節
  • ★4.55(29件)はレビュー10件超で最高の平均値
  • 耐荷重120kgは本ランキングで最も低い
  • 最低高75cmでプッシュアップバー兼用には向かない
コスパ 参考価格 ¥8,480
レビュー評価 楽天レビュー ★4.55(29件)
高さ調節の段数 5段階

こんな人におすすめ手幅を変えて胸と三頭を効かせ分けたい人

4
コスパNo.1

ディップススタンド 4段階高さ調整(2個セット)

¥6,080 参考価格(変動)

10cm間隔の4段階で71cmから101cmまで動きます。101cmは高さを調節できる機種の中では2番目に高く、身長が高めの人でもひざを大きく曲げずに沈められる高さです。1本4.2kgは14点で最も軽く、2本を別々に持てるので、使うときだけ出す運用と相性がいい。6,080円は高さ調節つきの機種では最安になります。刻みが10cmと粗いので、ちょうどよい高さが段と段の間に落ちたときは妥協することになります。レビューは6件と薄めです。

  • 71〜101cmを10cm間隔の4段階で調節
  • 1本4.2kgは14点で最軽量
  • 高さ調節つきでは最安の6,080円
  • 最低でも71cmあり、プッシュアップバーとして使うには高すぎる
コスパ 参考価格 ¥6,080
レビュー評価 楽天レビュー ★4.17(6件)
高さ調節の段数 4段階

こんな人におすすめ使うときだけ出して片付けたい人

5

ディップススタンド 4段階高さ調節 耐荷重200kg(分離式)

¥7,840 参考価格(変動)

最高102cmは高さを調節できる機種で最も高く、しかも刻みが7cm間隔と今回で最も細かい。脚を伸ばしたまま体を沈めたい高身長の人には、この2つがそのまま利点になります。耐荷重200kgはYouTenと並ぶ上位で、1個4.9kgの分離式なのでベッド下にも入ります。最低高81cmなので低い位置での兼用はできず、レビューもまだ0件。買う前に確かめられるのは仕様欄の数字だけという点は割り引いて考えてください。

  • 最高102cmは高さ調節式で最も高い
  • 7cm間隔の4段階・耐荷重200kg
  • 1個4.9kgの分離式
  • 最低高81cmと高めで、低い位置での兼用には向かない
コスパ 参考価格 ¥7,840
高さ調節の段数 4段階

こんな人におすすめ身長が高くて深く沈めたい人

6

ディップススタンド 3段階高さ調節(78〜98cm)

¥8,580 参考価格(変動)

1台に3つのグリップを備えているのがこの機種の作りで、握る位置を変えるとディップスと腕立てで別の手幅が取れます。楕円形のベースチューブで接地面積を稼いでいて、高さは78〜98cmの3段階、本体9kg、耐荷重150kg。数字だけ見れば穴のない構成ですが、調節が3段階と少なく、下げても78cmまでなので、床に近い高さでの使い方は最初から想定に入っていません。レビューは4件で、判断材料としては仕様欄が中心になります。

  • 1台に3つのグリップを備える
  • 78〜98cmの3段階・耐荷重150kg
  • 楕円形のベースチューブで接地面積を確保
  • 調節は3段階と少なく、最低高78cmと下げ幅も狭い
コスパ 参考価格 ¥8,580
レビュー評価 楽天レビュー ★4.25(4件)
高さ調節の段数 3段階

こんな人におすすめ握る位置を変えながら使いたい人

7

ALINCO ディップススタンド FA53(2個組)

¥9,980 参考価格(変動)

健康器具メーカーのアルインコが直営店で出している2個組です。ハイスタンドとロースタンドの2WAY仕様で、置き方そのものを変えて高さを使い分ける方式。最高90cm、耐荷重150kg、1個7kgという構成です。段を刻んで合わせ込む機種とは考え方が違うので、自分の身長にぴったりの高さへ寄せることはできません。仕様欄に段数の記載がなく、レビューも1件だけ。国内メーカーの直営店から買えて、問い合わせ先がはっきりしていることがこの価格の中身になります。

  • ハイスタンドとロースタンドの2WAY仕様
  • 最高90cm・耐荷重150kg
  • アルインコ直営店で扱う2個組
  • 高さ調節の段数が直営店の仕様欄に書かれていない
コスパ 参考価格 ¥9,980
レビュー評価 楽天レビュー ★5(1件)

こんな人におすすめ国内メーカーの直営店から買いたい人

8

STEADY Urban Wood Dips Bar ST151

¥13,990 参考価格(変動)

耐荷重300kgは14点で最も高く、それでいて本体4.6kgと軽いほうから2番目です。木製のバーなので、黒い金属フレームの器具感を部屋に持ち込みたくない人には見た目の面で選ぶ理由があります。高さ87cmはひざを曲げて沈めるにはちょうどよいあたりに収まっていて、★4.2(15件)とレビューも付いています。高さは固定なので、身長や種目に合わせて動かす余地はありません。13,990円は14点で2番目に高い価格になり、調節機構を持つ機種より高くつきます。

  • 耐荷重300kgは14点で最大
  • 高さ87cm固定・本体4.6kg
  • 木製で器具感が出にくい
  • 高さ調節ができないため、身長が合わないと使い勝手が落ちる
コスパ 参考価格 ¥13,990
レビュー評価 楽天レビュー ★4.2(15件)
高さ調節の段数 1段階

こんな人におすすめ置きっぱなしにしても部屋になじむものがほしい人

9

ProsourceFit ディップスタンド(バー間隔7段階)

¥9,992 参考価格(変動)

バーの間隔を1インチ刻みの7段階で変えられるのは、14点でこの1台だけです。手幅を数cm単位で詰められるので、肩に違和感が出やすい人が自分に合う幅を探すのに向いています。高さは約79〜89cm、耐荷重400lbs(約181kg)でセーフティコネクター付き。ただし7段階なのはあくまでバーの間隔で、高さ側が何段階なのかは仕様欄に書かれていません。本体重量の記載もなく、レビューは0件です。

  • バー間隔を1インチ刻みの7段階で調整
  • 高さ約79〜89cm・耐荷重約181kg
  • セーフティコネクター付き
  • 高さは31〜35インチ(約79〜89cm)で、高さ側の段数は仕様欄に書かれていない
コスパ 参考価格 ¥9,992

こんな人におすすめ手幅を細かく詰めたい人

10

BODYMAKER マルチディッピングスタンド TM148

¥9,990 参考価格(変動)

左右がつながった一体型フレームで、高さ104cmは14点で2番目に高い数字です。吊り下げ用のベルトが付属していて、フレームにかければ斜め懸垂まで同じ器具でこなせます。押す種目と引く種目を1台で回したいなら、この構成は今回では珍しい部類。一体型なので設置したら動かしにくく、本体は12kgあります。引っかかるのは耐荷重が仕様欄に書かれていないことで、体重が重めの人は数値を明記している機種のほうが安心して体を預けられます。

  • 高さ104cm固定の一体型フレーム
  • 吊り下げベルト付きで斜め懸垂にも使える
  • 耐荷重の記載がない
  • 耐荷重が仕様欄に記載されていない
  • 高さは固定
コスパ 参考価格 ¥9,990
レビュー評価 楽天レビュー ★5(3件)
高さ調節の段数 1段階

こんな人におすすめ押す種目と引く種目を1台でやりたい人

11

IROTEC ディップ&ハンギングスタンド DPS100

¥19,250 参考価格(変動)

高さ約110cmは14点で最も高く、脱着式の吊り輪が標準で付きます。固定されていない支点で押す吊り輪プッシュアップまで1台で扱えるのは今回ではこれだけで、そこに価値を感じるかで評価が割れる機種です。19,250円は14点で最も高く、次に高いUrban Woodとも5,000円以上開きます。使用者体重は100kgまでと今回で最も厳しい制限で、本体14.4kgと重い。フレームの造りと拡張性にお金を払う位置づけなので、はじめの1台に選ぶ性格のものではありません。

  • 高さ約110cmは14点で最高
  • 脱着式の吊り輪が標準装備
  • 使用者体重100kgまで・本体14.4kg
  • 使用者体重100kgまでと制限が厳しく、本体14.4kgと重い
コスパ 参考価格 ¥19,250
レビュー評価 楽天レビュー ★5(1件)
高さ調節の段数 1段階

こんな人におすすめ吊り輪を使った種目まで広げたい人

12

ディップススタンド 高さ80cm固定(2色展開)

¥6,980 参考価格(変動)

高さ80cm固定のスチール製で、本体8kg、耐荷重150kg。ソフトグリップとPVCの滑り止め加工が入っていて、握るところと床に触れるところの両方で滑りへの手当てがあります。色は2色から選べます。80cmは今回の固定高の中では低いほうなので、身長が高い人はひざを深く曲げたまま沈むことになります。高さを変える手段はなく、レビューも0件。6,980円という価格に対して、耐荷重と滑り止めの記載がある点が拾いどころです。

  • 高さ80cm固定・耐荷重150kg
  • ソフトグリップとPVC滑り止め加工
  • 本体8kgで2色から選べる
  • 高さ調節ができない
コスパ 参考価格 ¥6,980
高さ調節の段数 1段階

こんな人におすすめ調節機能はいらないので安く揃えたい人

13
コスパNo.1

ディップススタンド 2個セット(パイプ径50mm)

¥5,480 参考価格(変動)

5,480円は14点で最も安い1組です。パイプ径50mmと脚が太く、2本を使ったときの耐荷重は180kgと、この価格帯にしては余裕があります。2個セットで10kgなので、1本あたりの重さも持ち運べる範囲。高さを変える機構はなく、仕様欄からは各部の高さも読み取れないため、自分の身長に合うかどうかを買う前に数字で確かめられません。レビューも0件です。まず安く平行棒を1組そろえて始めたい、という条件だけで選ぶ機種になります。

  • 5,480円は14点で最安
  • パイプ径50mm・2本使用時の耐荷重180kg
  • 高さ調節の機構はなし
  • 高さ調節の機構がない
コスパ 参考価格 ¥5,480
高さ調節の段数 1段階

こんな人におすすめとにかく安く始めたい人

14

ディップススタンド 幅72×奥行50×高さ80cm(クッショングリップ)

¥12,475 参考価格(変動)

幅72×奥行50cmと接地面積が広く、本体は14kg。面積と重さの両方でぐらつきに振った作りなので、体重をかけたときの安定を最優先するならこの方向になります。クッショングリップなので、手首を強く反らせずに握れるのも作りの意図が見える点です。高さは80cm固定で、12,475円は14点で3番目に高い価格。同じ80cm固定でも6,980円の機種があるので、この価格差は接地面積とグリップに払う形になります。14kgは今回で2番目に重く、置き場所を決めたら動かさない前提の1台です。

  • 幅72×奥行50cmと接地面積が広い
  • クッショングリップで手首の負担を抑える
  • 高さ80cm固定・本体14kg
  • 14kgと重く、高さは80cm固定
コスパ 参考価格 ¥12,475
高さ調節の段数 1段階

こんな人におすすめ動かさずに置いて、ぐらつきを嫌う人

全14商品をまとめて比較する
順位 商品名 参考価格 コスパ レビュー評価 高さ調節の段数
1位 YouTen BARWING ディップススタンド BW-DSD03 ¥6,480 ★★★★ ★4.49(111件) 10段階
2位 STEADY ディップススタンド ST126 ¥9,530 ★★★ ★4.34(1124件)
3位 GronG ディップススタンド 高さ5段階調節 ¥8,480 ★★★ ★4.55(29件) 5段階
4位 ディップススタンド 4段階高さ調整(2個セット) ¥6,080 ★★★★★ ★4.17(6件) 4段階
5位 ディップススタンド 4段階高さ調節 耐荷重200kg(分離式) ¥7,840 ★★★★ 4段階
6位 ディップススタンド 3段階高さ調節(78〜98cm) ¥8,580 ★★★ ★4.25(4件) 3段階
7位 ALINCO ディップススタンド FA53(2個組) ¥9,980 ★★★ ★5(1件)
8位 STEADY Urban Wood Dips Bar ST151 ¥13,990 ★4.2(15件) 1段階
9位 ProsourceFit ディップスタンド(バー間隔7段階) ¥9,992 ★★
10位 BODYMAKER マルチディッピングスタンド TM148 ¥9,990 ★★ ★5(3件) 1段階
11位 IROTEC ディップ&ハンギングスタンド DPS100 ¥19,250 ★5(1件) 1段階
12位 ディップススタンド 高さ80cm固定(2色展開) ¥6,980 ★★★★ 1段階
13位 ディップススタンド 2個セット(パイプ径50mm) ¥5,480 ★★★★★ 1段階
14位 ディップススタンド 幅72×奥行50×高さ80cm(クッショングリップ) ¥12,475 ★★ 1段階

失敗しない選び方

バーの高さは身長ではなく股下から逆算する
ディップススタンドで最初に決めるのは高さです。腕を伸ばして体を支えたとき、手のひらの位置はだいたい股関節と同じ高さに来ます。つまりバーの高さが股下より低いと、脚を伸ばした時点で足が床についてしまうので、ひざを曲げて足を後ろに引いたまま動くことになります。衣料のサイズ表で使われる目安では股下は身長のおよそ45%なので、身長160cmなら約72cm、170cmなら約77cm、180cmなら約81cmです。ただし股下の比率には個人差があるので、45%はあくまで測れないときの代用と考えて、床から股下までを一度メジャーで測っておくと確実です。ここから体を沈める分の20cmほどを足すと、脚を伸ばしたまま上腕が床と平行になるところまで下ろすには、身長160cmで約92cm、170cmで約97cm、180cmで約101cmという計算になります。今回の14点で180cmの目安101cmに届くのは、IROTEC(110cm)、BODYMAKER(104cm)、4段階200kgモデル(102cm)、shopworldの4段階(101cm)の4点です。170cmの目安97cmまで下げればe-findsの3段階(98cm)が加わり、160cmの目安92cmならYouTenとGronGの95cmでも足ります。ひざを曲げて足首を交差させれば80cm台でも問題なくできるので、低いバーが失格というわけではありません。ただし、ひざを曲げた姿勢は体が前に流れやすく、狙った前傾角度を保ちにくくなります。フォームの前傾と深さの話は「ディップスのやり方」で扱っています。
左右2本の分離式か、つながった一体型か
ディップススタンドには、左右が独立した2本を並べて使うタイプと、床でつながった一体型フレームがあります。今回の14点は分離式が多数派で、YouTen、STEADY ST126、shopworldの2機種、4段階200kgモデル、アルインコがこちら。分離式は手幅を自分で決められるのが利点です。ただし同じ分離式でも重さには幅があって、shopworldの2機種や4段階200kgモデルのように軽いものは1本4.2〜5kg程度で置き場所を変えやすい一方、YouTenは2本で12.7kg、アルインコは1個7kgあるので、毎回しまう使い方には向きません。また、体重を乗せたときに2本が外へ逃げようとするので、床がフローリングならマットを1枚挟んだほうが安心です。一体型はBODYMAKERとIROTECで、どちらも12kg以上あって手幅も固定ですが、脚が床でつながっているぶん逃げる方向がありません。ワンルームで出し入れするなら分離式、置き場所を決めて動かさないなら一体型、という分け方でだいたい合います。
段数だけでなく刻みの細かさまで見る
「高さ調節◯段階」という表記は商品名に必ず入りますが、同じ4段階でも中身は違います。今回で言うと、shopworldの4段階は10cm間隔で71cmから101cmまで、4段階200kgモデルは7cm間隔で81cmから102cmまで。前者は幅が広く、後者は刻みが細かいという違いになります。上限まで使わないつもりなら、刻みの細かいほうが自分の身長に寄せられます。段数が最も多いのはYouTenの10段階で、26cmから95cmまで動くので、そもそも別の用途にも回せる幅を持っています。注意したいのは段数が仕様欄に書かれていない機種で、STEADY ST126、アルインコFA53、ProsourceFitの3点がこれに当たります。ST126は24〜82cm、ProsourceFitは約79〜89cmという範囲だけが分かっていて、その間を何段で刻むのかは商品ページからは確認できませんでした。ProsourceFitの「7段階」はバーの間隔(手幅)の話で、高さの段数ではない点も混同しやすいところです。
グリップの長さは手幅の自由度、太さは手首の角度に効く
ディップスは手幅で効き方が変わります。肩幅なら二の腕(上腕三頭筋)、少し広げると胸に乗る比率が増えるので、握れる範囲が長いほど1台で試せる幅が増えます。今回で最も長いのはGronGの50cm、次がYouTenの41cm。分離式は2本の間隔そのものを動かせるので、この点では有利です。もう一つ見ておきたいのが握りの太さと素材で、細い金属パイプをそのまま握る機種だと、体重をかけたときに手のひらが痛くなります。日進のモデルはソフトグリップ、docomaのモデルはクッショングリップと、そこに手当てをしている機種もあります。手首に不安がある人は、握ったときに手首をどこまで反らせることになるかも合わせて確認してください。手首を固定したい場合はリストラップを併用する手もあります。
チンニングスタンドと迷ったら、押す種目と引く種目のどちらを増やしたいか
自宅に置く自重器具として、ディップススタンドとチンニングスタンド(懸垂マシン)はよく並べて検討されます。役割ははっきり違っていて、ディップススタンドは腰の高さの平行棒に手をついて体を押し上げる器具、チンニングスタンドは180cmから220cmの縦フレームに付いたバーへぶら下がって引き上げる器具です。胸・二の腕・肩の前を増やしたいならディップススタンド、背中と力こぶならチンニングスタンド、という選び方になります。設置条件も対照的で、ディップススタンドは天井高を気にする必要がなく、価格も5,000円台から。チンニングスタンドは天井までの高さと設置面積を先に測る必要があります。多くのチンニングスタンドにはアームレストが付いていてディップスもできますが、逆にディップススタンドで懸垂はできません。厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人に対して筋力トレーニングを週2〜3日行うことが推奨されているとされています。週に何度も使う器具になるので、自分が続ける種目に近いほうから買うのが現実的です。出典: 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023(概要)」(2026年8月26日確認)

よくある質問

身長が高いのですが、80cmのディップススタンドでも使えますか?
使えます。ひざを曲げて足首を交差させれば、80cm台のバーでも上腕が床と平行になるところまで下ろせます。ただし脚を曲げた姿勢は体が前に流れやすく、狙った前傾角度を保ちにくくなるのは事実です。脚を伸ばしたまま沈めたい場合は、股下(身長のおよそ45%)に20cmほど足した高さが目安になるので、身長180cmなら100cm前後を確保できる機種を選んでください。股下の比率には個人差があるので、床から股下までをメジャーで測って、その数字に20cmほど足した高さで見ると確実です。今回の14点では100cmを超えるのは4点だけです。
耐荷重は体重の何倍あれば安心ですか?
ディップスは体を押し上げる勢いで瞬間的に荷重が増えるため、静止した体重ぴったりでは余裕がありません。体重の1.5倍以上を目安にしておくと落ち着いて動けます。今回の14点では100kgから300kgまで開きがあり、記載のない商品も1点ありました。将来ディップスベルトで加重するつもりなら、その重さも足して考えてください。数値はメーカーの自己申告なので、同じ数字でも脚の形状と接地面積で安定感は変わります。
ディップススタンドでほかにどんな種目ができますか?
バーを一番低くできる機種なら、プッシュアップバーとして腕立て伏せの可動域を深く取れます。バーを握って脚を持ち上げればレッグレイズになり、腹筋にも使えます。低くできるかどうかは最低高で決まるので、この使い方を想定しているなら仕様欄の最低高を必ず確認してください。今回で最も低いのはSTEADY ST126の約24cm、次がYouTenの26cmで、それ以外の機種は71cm以上あります。
左右が別々の2本タイプはぐらつきませんか?
体重を乗せると2本が外側へ逃げようとするので、床が滑る素材だと不安が出ます。脚の下にマットを敷いて摩擦を上げるのが最も手軽な対策で、床のキズ防止にもなります。設置するときに2本の間隔と向きを揃えておくことも効きます。どうしても不安な場合は、床でつながった一体型フレームや、接地面積の広い機種を選ぶという手もあります。
マンションで使っても問題ありませんか?
ディップスは跳ぶ動きがなく、体を上下させるだけなので、階下に伝わる衝撃は自重種目の中では小さい部類です。気をつけたいのは器具のほうで、体重をかけたときに脚が床の上でずれる音と、置くときにフレームが床を叩く音が出ます。厚手のマットを1枚敷いておくと、この2つとも抑えられます。静かに使える器具の組み立て方は、記事「マンションで使える静音トレーニング器具」にまとめてあります。

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